入門書には便利
★★★☆☆
少し前から「ハゲタカファンド」の一部の方々とお付き合いができる機会がもてました。
そのため、少しくらい勉強しようかなぁと思って買いました。
ここに出ている某ファンドの方々が「ほお、そんなことをやっていたのですか?」と思ってしまいました。
しかし、2006年の発行なので「金商法」等でファンドもガチガチに固められ、
08年秋からの経済状況の中で色々大変そうです。
日本勢のファンドはどうか知りませんが、その「外資ファンド」の皆様は仕事の仕方から、
ビジネスに関する考え方が私のような日本の企業文化育ちとはまったく異質です。
それは十分にわかりました。
また、抜け目のない人ばかりではない、ということもよーくわかりました。
入門書には大変便利だったので星3つです。
ファンドの活動
★★★★☆
具体的な投資手法などは他の専門書を読む方が良いですが、それはタイトルを見れば明らかでしょう。ファンドに対して漠然としたイメージしか湧かない人にとって良書だと思います。「ファンド」と呼ばれる集団が具体的にどのようなことをしているのかがわかります。
個人的には、ヘッジファンドの初任給などの資料が見られて面白かった。
投資ファンドのプレイヤー把握には良いと思います
★★★★☆
投資ファンドに少しなりとも興味を持っている素人にとっては「買い」の本だと思います。
特に、私はこの本から投資ファンドのプレイヤーを知ることができました。
投資ファンドの内容云々に関しては他の書籍にあたったほうがよいと思いますが、
投資ファンドに転職したいと考えている人にとっては、この本にあるプレイヤーの情報は有益かと思います。
単なる知識本
★★☆☆☆
半分以上はファンドのパンフレットや目論見書で知ることができる内容です。知識として知るだけなら割り切れますが、それでも価格が高すぎるのではないでしょうか。実際の投資には役に立ちません。
ファンド=良いシステムでしょうか??
★☆☆☆☆
入門者の概要書としては適しているのかもしれませんが、文中に何度も『ファンド=良いシステム』というニュアンスが出ており、少し抵抗を感じました。買収された側の企業にとって、必ずしも『良い』ことばかりであるとは思われません。