もうすでに古稀を超えている筈なのだが(笑)
★★★★★
あのショージ君が
もうすでに古稀(70歳)を超えているらしいのだが
まったく現実感がない。
このシリーズの元ネタ
週刊朝日に連載されている
「あれも食いたい これも食いたい」も
もうすでに20年以上。
そもそも
食べ物だけをテーマとしたエッセイを
毎週これだけ続けられるというのが驚異的というか奇跡的である。
これだけ長い間続いていると
遠い昔に
どこかで読んだような話もたまにあるけれど
それでもおもしろいから良いのである(笑)。
食に対する観察眼にいつも感服!
★★★★★
今回は、大根と蕪についての対比が特に面白かった。
「大根には積極性があるが、蕪はあまり仕事をしたがらない」とか
ああいったくだらないコメントが私は大好きです。
また、刺身パックを食べている人が妙に貧乏たらしく見えるという
のも日頃、薄々感じていただけに笑えた。まあ、この人、食につい
て書かせたら日本で右に出る人いないですね。たとえマンガ書けな
くなってもエッセイストで十分やれます。どんどん書いてください。
刺身パックが開けづらいの私も同感です!
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出ました!年1度のお楽しみ。
東海林さだおセンセイの週刊朝日連載をまとめた単行本が!
今回は卵(魚卵含む)ネタがなぜか多く
さすがにセンセイもお年を召してきたせいか
フワフワ、ユルユルの食べ物を好むようになってきたのか・・・
と、思いきや巣鴨にある煎餅食べ放題で
20分で14枚の煎餅をバリバリ。
ゴハンだけでどれだけ食べられるかといった
チャレンジ
マツタケを頭から丸かじりにチャレンジ
と、さまざまな、「食」に関する
どーでもいいけど、やってみたい事に挑戦しておられます。
さすがです。
今回、一番笑った文章を参考までに転載。
『明太子三粒をのせた一口分のゴハン、おいしくて体が震えました』
どういう展開でこのコメントが出たかは、読んでのお楽しみ