ついに３０巻！
まさに前人未踏の領域に歩を進めつつある
東海林さだおさんの最新刊。

どの話もみんなおもしろいしハズレがない。

どこかで読んだ気もするような話もあるが
気にしない気にしない。

東海林さんの新刊を毎年読めるシアワセを噛みしめよう。

まさに「クシクシ、ユニユニ、テシテシ」と湯葉を噛みしめるように（笑）。

今年も出ました！ついにシリーズ第３０弾！
週刊朝日連載の「あれも食いたいこれも食いたい」をまとめた
年１回刊行の東海林さだお先生の単行本です。

今巻は何か「皮」についてのネタが多かったなｗ
■ワンタンの皮はあのびらびらがイイ。肉は少ない方がイイ
■どら焼きの餡子を上下で包んでいるモノはあれは「皮」か？
■コロッケのコロモは「皮」とすると、どこまでが皮なんだ？
■魚卵は皮をプチッと破ったあとの中身とろ〜りが美味しい　等

ペットボトルを持ち歩いてちょいちょい水飲んでいる人についての
文句？悪口？
このネタ以前にもあったな、しかも内容がほとんど同じｗ
フタをキュイキュイ閉めるのがうっとおしいとかｗ
ちょいちょい飲まずに、ゴクゴク全部飲んじまえとかｗ

以前は釜めしご飯は釜から茶碗に「よそう」という行為が
楽しいと言ってたのに、今回は、よそわずにビールのオカズに具を食べて
ゴハンはその合間がイイのだって事で、
釜から直接食べたい！ という欲求のままに食べたいというセンセイ。
しかし、女性店員に混ぜて下さいと言われて
混ぜるのは命令か？でもオレは混ぜたくない！という葛藤で悩んだりｗ
しかも女性店員が近づいてきたら、
混ぜてるようなフリをしてしまうイジマシサｗ
この辺は昔から全然変わらないｗ

今巻でオレが一番面白かったのは
五輪体操の点数の付け方に物申してるとこと。

ちょっとだけ転載すると・・・

『あんな高いところから飛び降りるわけだから（中略）
　つんのめって当然でしょう。（中略）大目に見てくれないか（中略）
　選手はかろうじてこらえ、大急ぎで手を広げる。
　いかにも審査員に媚びてるようなところが（中略）ぼくは嫌いだなぁ』


媚びてるってｗ　先生、オレもそう思います。
確かにグラついたのを懸命に誤魔化してるようなあの着地の部分は
なんかイヤですｗ