誰にでも分かりやすい
★★★★★
自分自身は、運動を定期的に行っていますが、初めて運動にチャレンジする人から、かなり運動を習慣にしている人まで、参考になる本です。特に、食事についてはどの本にも簡単にふれているだけですが、この本は、実践する人のために具体的に何をどう取ればよいのかが詳しく書かれています。また、女性が気にしなければならないこともしっかりと触れてあり、運動することの大切さがしみじみと伝わってくるところが、素晴らしい。
大切な人にプレゼントしたくなる一冊です。
タイトルは魅力的だが
★☆☆☆☆
「頑張らない、無理しない、簡単エクササイズ」というタイトルが気に入って読んだが、テレビの健康番組レベルの内容であまり参考にならなかった。 ここで書かれている。
1 よく歩く
2 階段を利用する。
3 バランスよく食べる
というのは、健康に多少なりとも気をつけている人は実行しているのでは。
運動不足の人、必読の書
★★★★★
運動不足、運動嫌い、運動を続けられない人でも、戦略的に運動を続けられるようになる本だ。わざわざ運動着に着替えてジョギングをしたり、スポーツジムに通ったりするのは、時間的にも、モチベーション的にも、なかなか継続できない人が多い。そういう人に向けて、まずは日常生活で効果的に体を動かすことから始めましょうと提案している点で、非常に戦略的であり、現実的な内容となっている。
また、筋肉や内臓など、体に関する基礎教養やうん蓄も充実しており、読み物としてシンプルに愉しめる点もいい。例えば、体力がピークを迎える20歳前後を境に、活動的な生活を送っていないと筋肉は下半身から年1%ずつ減少してしまうという現実。われわれは体力の低下を年齢のせいにしがちだが、著者が実例をもって述べている通り、何歳になっても体力は上がることを知り、励みになった。
「歩くだけでも有酸素運動効果は得られる」「意識して筋肉を動かすことの大切さ」「食事を変えると体も変わる」など、数々のアドバイスの正しさが裏付けをもって説明されている。また、「筋力」「関節力」「バランス力」「骨力」「全身持久力」「食事バランス」「排泄機能力」「性格とモチベーションのマッチング」等など、体力を若返らせるためのティップスが網羅されているので、今後は、本書に書かれているティップスを実践して行きたいと思う。
いいですね!
★★★★★
本書の「はじめに」にあるとおり、運動する習慣がある日本人は3人に1人もいないそうです。
そのため本書は、毎日ランニングをしたり筋トレをしたりと、自ら率先して運動をしているエクササイズの上級者に向けた内容ではなく、
どちらかというと運動したいと思ってはいても、なかなか始められない(続けられない)人に向けた内容となっています。
わたしも運動する習慣のない1人として読みましたが、基礎の基礎から応用まで必要な教養と実践法をわかりやすく解説しているので理解しやすかったです。
毎日、ただなんとなく歩いたり、坐ったりしていることでさえ、意識の持ちようによって、れっきとしたトレーニングになることがわかりました。
第10章のモチベーションを高めるための性格判断は、「自分の説明書」を読むようで役立ちます。
ちょっと物足りないかな〜
★★★☆☆
この本を通して、クルム伊達公子さんの驚異的な肉体能力を支える
生活習慣の一端でも知ることが出来れば...と期待して読みました。
が、前書きにも書かれている通り、本書は「運動する習慣がない人たちの
ために書かれた本」で、推奨されている具体的な方法としては、「毎日歩く」
「階段を積極的に使う」「風呂上りにストレッチをする」など、
健康やアンチエイジングに多少なりとも関心のある人なら誰でも知っている
常識的な事が大半でした。
(20代とは言わないまでも)積極的に体力レベルを高めていきたいと
考えている人にとっては、少々物足りない内容かもしれません。
本書よりやや上の体力レベルを目指す読者に向けた次の著書に期待します。