料理通信 2018年2月号 (2018-01-06) [雑誌]
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<巻頭特集>お菓子の時間
「時間がおいしくしてくれる」は、最近の食のキーワードです。
熟成、発酵、マリネなど、時間の経過が導き出す味わいがクローズアップされています。
お菓子の世界でも、コンフィ、コンポート、ドライフルーツなど、
時間がおいしくしてくれるアイテムは少なくありません。
そもそも、じっくり気長に入れていく火入れもそうですし、
ケーク類は焼きたてより2~3日経ってからのほうがおいしい。
反対に、鮮度が命のお菓子の場合、
時間とタイトに向き合う姿勢がおいしさをいっそう高める点を見逃すことはできません。
お菓子を“時間”という切り口で捉えてみると、
「そうだったのか!」という味わいの秘密が見えてきます。
■特別企画「イデミ スギノ」お菓子をおいしくする時間の使い方
杉野英実「イデミ スギノ」×猪俣幸子 料理編集者
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<作る時間>“時間が決め手”のお菓子レシピ
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■【煮る】コンポート、コンフィチュール、コンフィ
「パティスリー ロタンティック」
■【煮る 展開1】タルト・ポワール
タルト・ポワール「フランス菓子 シャルル・フレーデル」
ラ・フランスのタルト「ドゥブルベ・ボレロ」
タルト・ポワール・カシス「パティスリー ブリーズ」
■【煮る 展開2】フルーツタルト3つの事例
タルト・ダブリコ「アルカション」
タルト ミ コンフィ アグリュウム「パッション ドゥ ローズ」
タルトタタン「パティスリー ラヴィルリエ」
■【休ませる】フィユタージュ
リーフパイ「パティスリー ラ パージュ」
ガレット・デ・ロワ「パティスリー ジュンウジタ」
ミルフォイユ「パティスリー トレカルム」
■「休ませる」と「休ませない」の違い
「プティ・クレール」
■【焼く1】熱が形を作るお菓子
シュー「パティスリー レタンプリュス」
マカロン「アヴランシュ・ゲネー」
■【焼く2】型の中で生地が対流するお菓子
カヌレ「パティスリー レザネフォール」
カトルカール「ロトス洋菓子店」
エンガディナー・トルテ「パティスリー ブリーズ」
■何でもテイステイング講座 SPECIAL
ケーク・オ・フリュイ
■【漬け込み】
ケーク・オ・フリュイ「パティスリー ユウ ササゲ」
ブランデーケーキ「茶丸堂」
■お菓子には「食べ時」があります。
■レストランの“お菓子の時間”
「カンテサンス」のチュロス
「PATH」のプリン
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<食べる時間>器で広がるお菓子の愉しみ
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時間と手間をかけて作られたお菓子なら、楽しむ時間も大切にしたい。
お店で買ったお菓子をすてきなお皿に盛りつけると、
さらに美しく、おいしくなり、気持ちを豊かにしてくれます。
お菓子を引き立てる、すてきな器選び、器使いを教わりましょう。
アンティーク編
――「カフェ・リゼッタ」×「バガット」
民藝編
――「ポンポンケークス ブールバード」×「鎌倉・もやい工藝」
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■The Top Trend in PARIS|パリの渦巻き1
「ヤン・ブリス」「ル・ムーリス」
■The Top Trend in PARIS|パリの渦巻き2
「アルページュ」
「ブーランジュリー・ティエリー・マルクス」
■パティシエたちのBean to Bar
「パティスリー ジュンウジタ」「レ・カカオ」「エスキスサンク」
■「明治ザ・チョコレート」ヒットの背景
■「インターナショナル・カカオ・アワード 2018」レポート
■人気パティシエが広げる冷菓の愉しみ
「アテスウェイ グラス エ ショコラ」
「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」
「メゾン ジブレー」
■パティスリーのアイテムを拡げる
アグリモンタナ社のジェラート素材
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【TOPIC】
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■日常を極上に もっとおいしいオールドパー
■「サンペレグリノ ヤングシェフ」を知っていますか?
■シェフの旅
シェフ&マンマに弟子入り~イタリア・マルケの旅~
「オステリア ラ チチェルキア」連 久美子
■イタリア料理人の伝承と革新「継ぐ味、挑む味」
「ジロトンド」原 耕平
■食の文化遺産巡り「播磨」
■食の文化遺産巡り<番外編>
「L’AS」兼子大輔シェフが旅する豊穣の国・はりま
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【連載】
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■表紙のレシピ
――タルト・オ・フィグ「パティスリー A.K Labo」
■真似したくなる台所
──ラオラ・サヴァン
■日常に使いたい日本の器と道具
──ケーキサーバー36 鈴木 努
■素晴らしき日本の発酵文化
──久寿餅 石鍋商店
■World Topics
──Berlin, Milano, London, Madrid, Paris, Kristianstad, New York
■Local Topics Japan【菓子に歴史あり】
──盛岡、浜松、阿南、長崎
■FREEなレシピ【グルテンフリー】
──パリ「フィリップ・コンティチーニ」
■料理上手と呼ばれたい・・・
――クレープ・シュゼット「トゥールダルジャン 東京」
■生涯現役
──金本兼次郎「野田岩」
■新米オーナーズストーリー
──「Ode」
■食のプロを刺激する店
──「ロイズ・アンティークス エゴイスト」
■未来に届けたい日本の食材
──「オリーブ」
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■月と星から学ぶ食の占星学
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