インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

痛快!ローマ学 (痛快!シリーズ)

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: 集英社インターナショナル
Amazon.co.jpで確認
ローマの歴史、地理のガイドブック ★★★★★
大判です。超大作に挑もうとする前の、教科書ガイドとして最適。
読みやすい構成、それでも噛み応えは十分。
これだけ読んで、ローマを解った、といってもあながち間違いではない。
ただここまできたら、名著まで読みすすまないと勿体ない。
息抜きの工夫にも、けっこう関心してしまう一冊。
「ローマ人の物語」をご覧になる前に ★★★★★
「ローマ人の物語」をご覧になる前に読まれると良いと思います。
簡単にいえば「ローマ人の物語」全5巻のガイド的な役割になるわけです。
体系を先に把握しておくと、理解が進みますよ。
本書を既にお持ちの方へ ★★★★★
既に「ローマから日本が見える」のレビューの方で書きましたが、本書と「ローマから日本が見える」とではテキスト部分に関しては差が無く、本書を所有している人は敢えて「ローマから日本が見える」を買う必要性に乏しいと思います。その理由の一つが、本作にはあって「ローマから日本が見える」からは落とされた、わずか2頁のおまけのような読み物「これぞ史上最強の『ドリーム・チーム』! 塩野七生監督率いる”ギリシア・ローマ混成イレブン”の恐るべき顔ぶれ」の存在です。その中でスティリコが選抜されているのが興味深い。そこから、私は、作者はおそらくローマ帝国の外だけでなく内(特に西ローマ帝国)でもゲルマン人が活躍し、そしてヨーロッパ史の次の担い手となっていく、ゲルマン人の物語としてローマ人の物語シリーズの最終巻を構成すると私は予測しています。もっとも、私の凡庸な予測を裏切るサプライズは大歓迎ですが。さて、本書の内容に戻ると、なんと言っても秀逸なのは、指導者に求められる5つの資質に照らしてアレクサンダー大王からマルクス・アウレリウス帝までを採点した英雄たちの通信簿編。なぜそのような点をつけたかに関する説明はティベリウス帝までですが、これこそローマ人の物語シリーズのエッセンスを凝縮したものと言え、読み応え十分です。この通信簿の続きを早く見たいものです。
一種の萌え本 ★★★★☆
 歴史の受験知識の欠点はディティールをつなぎ合わせてもストーリーがさっぱり見えてこないこと。戦前の反省からあらゆる出来事や価値観を相対化したおかげで何を読み取ればいいのかわからず、点の知識を無機的に覚えるだけで終わる。
 塩野は受験知識で詰め込まれた古代ローマのイシューに一本筋を通してくれる、それもカエサル萌え!な筋を。
 多神教徒・組織重視の体質・家意識などローマと日本の共通点を色々引き出して現代の日本のイシューと巧みに絡めてくれ、そのなかには「なるほど」と頷ける指摘もある、しかし読後に思い返してみるとカエサルの部分ばかりが思い浮かぶ。たぶん塩野の萌え萌え魂こそこの本の核心であろう。
手軽によめる政治、リーダー、組織、ローマ史論 ★★★★☆
国家が直面する様々な問題。
これを解決するには時代の変化を察知し、正しい現実認識にたって問題にあたる必要がある。
長いローマ史を通して、外敵・階級闘争・税制・軍制・産業構造の変化・教育・医療・失業など様々な政治的課題が発生した。
ローマを愛する著者が、ローマのリーダーや組織が政治的課題にいかに取り組んだかを描いた著書だ。
歴史、政治、社会、経済、法、人間心理などなど、話は広範囲に及ぶ。
著者の見解や意見は、各学問領域でどのような位置を占めるのか。
浅学のためわからない。
しかし、著者の見解を通すことで世界史の授業で習った歴史的事実を生き生きと捉えることができたことは確かだ。
政治、リーダー、組織、ローマ史への知見をまずはお手軽に読みやすく得たい。
そんな風にお考えの方にお勧めです。