仲のいい女子中学生同士が受験勉強でライバルになり、片方の女の子が負けたくないがため、思わず呪法をためす話。
幽助の小学校の同級生であるダメ松がボクシングで強敵と闘う話。
後期では考えられないほど、ハートフルである種のどかとさえ言えるようなストーリーが1週読みきりのペースで進んでいく。
後期の作品が好きな僕でさえ再読に値する、いや、やはり面白くて感動できるのは冨樫さんのセンスが素晴らしいからなんだろう。
「なぜ2巻の表紙が桑原じゃないくて、蔵馬なんだよ」とつっこんであげたい。
ストーリー的に蔵馬なんでしょうか?じゃ3巻は飛影かなと思いつつ
3・4巻の表紙を楽しみにしてます。
面白いんで、ぜひこの機会に。
完全版特典である書き下ろし部分には、正直物足りなさを感じる部分もありますが、雑誌掲載時のカラーなどがそのまま再現されているのは嬉しいところ。
収録されている話は序盤で、蔵馬の話がぎりぎり滑り込んだ…という感じですが、逆に今後の展開を思い出しつつワクワクさせられます。
なにやら背表紙も全巻揃えると一枚の絵になるような感じで(?)
続刊の刊行が楽しみな作りになっているかと思います。