アンコール2冊は外伝ではない
★★★★★
故 氷室冴子氏の代表作である 何と素敵にジャパネスク は,全10冊である.そうして 2 の次は 3 ではなく,このアンコールともう1冊の続アンコール で,そのあとに 3 が来るのだ.その何よりの証拠は,瑠璃姫と高彬の結婚が本当に成立するのが 続アンコール の末尾に描かれていることだ.アンコール2冊を飛ばすと,この感激的シーンを読まないまま,という変なことになる.このことは著者の後書をきちんと読んでいれば始めから明らかなことなのに.余計なお世話かも知れないが,ご注意まで.
氷室さんの筆にのせられて、、、
★★★★★
いやなことも忘れてただけらけら笑ってしまいます。
舞台は平安朝ですが、内容は現代ものとかわりません。
破天荒なヒロイン瑠璃姫と、やさしくてエリートの高彬の二人の恋の行方。
いずれ大団円に向かうことはわかっているので、二人がいろいろトラブルに巻き込まれても気楽に見ていられます。
一条
★★★★★
なんて素敵にジャパネスクの続編に当たります!
きーこ堂
★★★★★
『ジャパネスク2』のその後。番外編。新キャラ登場。瑠璃と高彬の仲を裂こうとする、高彬の乳兄弟の守弥。守弥と組んで高彬の愛人の座を狙う煌姫。煌姫イイですね~♪「うまい話には裏がある」「人を見たら泥棒と思え」が彼女のモットー!!瑠璃も好きだけど、煌も好き。守弥は、ちとツメが甘い。
高彬堂
★★★☆☆
許嫁の瑠璃姫のためにかんばる高彬、高彬の乳兄弟である守弥それそれの立場からの短編集。