上司は読まないほうが良い、軽蔑されるぞ!
★☆☆☆☆
サラリーマンの居酒屋談義をまとめただけといった感じの薄っぺらい内容です。
私も管理職の端くれですが、オフィスの机の上には絶対に置けない本ですね。
部下に嫌われるというより、馬鹿にされますからね。
知人から贈呈されたという同僚(やはり管理職)から、もらったのですが、
この同僚は読まなかったそうです。「品性のないタイトルなので読む気がしなかった」と話してました。
読まないのが正解でした。
それにしても、この本に感銘を受ける上司って、低レベルな上司である確率が高いと思うのですが……。
「問題社員」への価値観を考え直す為の本
★★★★☆
読後の感想
* 問題社員に対して感情的になっている自分に気がつかされました。
* タイプ別に前もってできるリスクヘッジについて書かれていますので、参考になりました。
備考
* 問題社員自身を更生させたり、有益な人材に育て直す指南書ではありません。
* やり場のない怒りをぶつける術を書いた本でもありません。
* 問題社員の取扱説明書なので、それに付き合う問題社員ではない人または受け入れ組織が、どうすれば平静を保てるかについては書かれていない様に思います。(都合のいい言葉ですが「大人になる」しか道はないようです)
読み物としてもおもしろい
★★★★☆
問題社員の実例をあげ、対処方法を明記しています。
実際に問題社員に悩んでおられる方には対処マニュアルとなるのはもちろん、単に読み物としても、おもしろく読めます。
ただ、不満を言うなら、なんとなくぬるい、という感じがしなくもありません。
まず、問題社員の実例ですが、これだけしかないの、というほど少ないです。実際はもっといろいろなトラブルが起きているとおもうのですが、対処法はともかく、例としてあげるだけでもあげてほしかった。
もうひとつは、問題社員への対処のしかたで、腫れ物にさわるような対処なんですね。まあ、著者が自分の経験から書いていて、間違いはないのでしょうが、なんとなくもやもやしたものが残ります。
怒る行為が如何に無駄か分かった
★★★★★
偶然にも上司の心の持ち方や魔法の言葉を使っていました。もっと早くこの本が出版されていれば、無駄な時間を何割か減らして社員に対応ができたかと思うと悔しくてなりません。もっとも、ただこの本を読んだだけで完全に理解し完璧な対応が取れるほど賢い人間でもありませんが。
問題社員を面接で発見できるよう、この本で提案している質問を追加して反応を見たいです。
部下を持つ上司一人つきに1冊支給せよ!
★★★★★
法律論に終始するのではなく取扱説明書という視点で問題社員について述べられているのがためになりました。
会社は管理職になった人に配布してはいかがでしょう?
問題社員の言い分を書いているというのは面白いですが、「こんな風に考えているのか」という意味で勉強になりました。
やはりトラブルは起きてから対処するのではなく未然に防ぐのが一番!
事前に知っていれば大きな問題にならずに対処することができると思えるような本ですね。
これからゆとり世代がどんどん入ってくるので必見ではないでしょうか!