学研の漫画ひみつシリーズ全般に言えることだが，前のものの方が良いことが多い．単なるノスタルジーではなく，同じテーマのものを古本屋などで手に入れて，置いておくと，子供は古い方を読んでいる．もう少し，ターゲットとする子供の特性や，この手の本を買って読ませる親の特性をよく考えて，本の編集や構成をすることを望む．
　絵柄に関していうと，全般におおらかさがない．線が細い弱い．

書店で何気なく購入したら、改定後の最新版。が、正直、やや読みにくかった。
表紙の絵の雰囲気とは全く違う中のマンガに、どうしてこんなにテイストが違うの？とだまされた気分。
ヘタウマ画風なのだが、本筋からの脱線が多く、コマの中にも手書きのセリフやギャグがやたら目につき、ドタバタしていて私には読みにくく思えた。
もう少し好き嫌いのない作風の方が、学習マンガとしては向くのではないだろうか。

気象予報士の森田正光氏監修で、ご本人もキャラとして登場する。
改訂版なだけに、新データ・新情報も満載で、２００４年の天気図や記録などもあり、子供もなるほどと実感が持てたようだ。

図書室で改定前のものをちらりと見たが、そちらの方がマンガとしては読みやすかったような気がするのは、残念。