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年下の彼氏 (キャラ文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 徳間書店
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タイトル通り、えらくさっぱりすっきりさらっとした作品 ★★★☆☆
もちろん床ネタもでてきますが、それが描写はそれなりに喘ぎとか水音とかあるので、まあ効果はあるのでしょうが、作品自体がさらっとさっぱりなので、Hシーンもさらっと読めてしまい、逆に、あれ、もう終わった・・・?です。
内容的にも、ドロドロしたものは一切なく、春の風のようなさわやか青春BL小説、ビギナー用!!みたいなキャッチフレーズが似合いそうな一冊です。

昼間、電車の中で周りに人がいても十分読めます、この本。個人的には、年下やさしい攻めクンの石田君、スキです。さわやかクンで弟にしたいですね。
うーん… ★★☆☆☆
無類の年下攻好きなので、すごく期待して購入したんですが…。

受がとにかく女々しくてネガティブで、感情移入するどころか読んでいてすごくイライラしました。
攻めがすごくいいコなだけに、受の性格がすごく嫌でした。
ページ数が多いわりに内容に起伏もなく全体的にぬるーい感じで、読んでいて途中何度も飽きてしまいました。
期待していただけに、ガッカリ感が大きかったです。

挿絵はすごく良かったので★2つ。
愛と愛情が溢れてる ★★★★★
「賢い大型犬」が気になって購入。菱沢さん初読みです。
あー。なんか溢れてます。いろんな人の愛情が。愛が。
鴻島と楓の愛もそうなんですが、親兄弟祖父母子、友人知人上司、
果てはやっかいな昔の恋人(この人は執着かな)まで、なぜか皆が愛情を感じさせる。
ちょっと珍しい作品では?

鴻島がカナダにいた設定のせいか、きらきら輝く雪原でいつも笑っているイメージが
頭にありました。雪原だから寒いはずなのに、雪の白さにきらきらと反射して
それでも温かい光。寒くても暗くてもコイツがいればなんてことはない。

愛情たっぷりの家庭で、のびのび大らかに育った鴻島は本当に「いい種類の生きもの」で、
自分は終わった人だからと、誰もいない夜を受け入れて静かに穏やかに暮らすことだけを
考えてきた楓が引き込まれてしまうのも当然だろうと。

鴻島が手順を踏んであんまりゆっくり大事に楓を抱くので、ついあまたのBL作品と比較してしまい、「そうだよね。普通はあんなすんなり無理やね…」と妙に実感。
その名前にたがわず普段は楚々として穏やかなのに、紅葉のごとく色づく楓が結構
積極的になるのも、鷹揚な鴻島が嫉妬心丸出しの抱き方をするのも人への思いからなんだと
わかる。

私は、「優しさは強さと表裏一体」のもんだと思っているのですが、楓が「諦めの上にある
優しさ」を持っていてちょっと考えさせられました。受けるべきだった親の愛を受けずに
育つってことは、そそぐことはできても、愛を受けることに臆病になるのかと。反対に妹の
菜桜ちゃんは愛に貪欲になったけれど。

ただこれからは、鴻島がそれこそ光のように愛をそそぐだろうから。
どこにいたって光は届くだろうから物理的には離れたとしても、愛を受けるんだろうな。
変な諦めは良くない。もっと積極的に恋しよう。 ★★★★☆
私個人の好みの問題ですが、華奢でおとなしくてハキハキしていない男性があまり好きではありません。塾講師の石田楓は私の苦手とするこのタイプに属するようで、読んでいてあんまり好感が持てませんでした。が一方、塾講師のアルバイトをしている石田より7歳年下の大学生鴻島涼平は、おおらかで行動力がありしっかりした好青年タイプですごく好感が持てました。

石田は自身の悲しい過去のせいもあり常に終わりを考えてしまうような臆病な愛し方しかできません。かつて家族皆で住んでいた楽しい想い出が詰まった家にたった一人で暮らす姿は、どこか哀れで隠居でもしているかのような印象さえ与えます。その石田の潤いが失われたような生活と心身に鴻島がまるで閉ざされていた重い扉をゆっくり開けるように接近する様に、心にポッと明かりが灯されたような気になりました。特に、ベットの中で鴻島が石田を気遣う様は、その気遣いのせいで返ってエロ度が増していました。

石田の性格にまったく問題をお持ちでなければ、是非読んでみてください。
初々しい大人のHが可愛い ★★★★☆
年下攻め。「賢い大型犬のよう」とか「優しく頼もしい」っていう形容詞がついている鴻島くんだけど、
読んでいるうちにとっても可愛い人だと思いました。
受けの楓さんは7歳年上。可憐でとても優しい人です。
この二人が両思いになるのには出会ってからは2年近く経っているのですが、
作品のページ数では四分の一くらいのところで鴻島くんが告白して楓さんも戸惑いながらも自分もずっと好きだったと気持ちを打ち明けます。
こんな早い段階でラブラブな感じになって、この後どうなるんだろうと思いながら読みました。(結構ぶ厚い本なので)
両親・祖父母を亡くしている楓さんは、ラブラブの幸せ状態の中でも、
「いつか幸せはなくなってしまう」という不安が消せないで、「鴻島君てはいつか去っていく」と思っている。
その楓さんが愛されることを受け入れるようになる…っていう話でした。

ストーリーは平凡だけど、全体的に優しくて穏やかな話。
初々しい大人のHが可愛くて結構エロいところが好きです。