銀河乞食軍団[8]―隠元岩礁に異常あり― (ハヤカワ文庫JA)
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星涯星系宇宙軍が建造を押しすすめている大型宇宙戦艦の心臓部となるべきバニシング・エンジン〈X200〉の全開運転がついにおこなわれた。ところは星涯星系から数光週離れた隠元岩礁。だが、コントロールセンターが置かれている工作艦〈左甚五郎〉から星系本文にはいった緊急連絡は、“隠元岩礁消滅ス”だった! はたして、隠元岩礁になにがおこったのか? ――一方、白沙基地には、タンポポ村の跡にできた大穴に、数ヶ月前、探検のために入っていったはずの虎造が、宇宙服姿のまま現われた。タンポポ村の行方を探す銀河乞食軍団は謎の核心へ。