現在、我が家のナンバーワン人気絵本です。
本を開いた瞬間、ああこの手があったか！　と感動しました。
2ページの見開きでビローンと縦長になる絵本。その見開きごとに10階ずつが描かれ、10種類の動物たちのおうちが登場します。

すみずみまでビッシリ描き込まれた楽しい世界に、5歳の長男はもうメロメロで、何時間も夢中でながめています。
ついには自分で画用紙をとりだし、セロファンテープでつなげて長い長い100かいだての家を描き始めました。
絵柄はコミカルで親しみやすく、土の中にいる実際の虫や動物が苦手な子供さんにも、きっと気に入ってもらえると思います。

ただひとつ心配なのは、あまりに長男が気に入っていて、3歳下の次男坊にお下がりで与えるころにはボロボロなんじゃないかということ。
まあ、きっとロングセラーの定番絵本になるでしょうから、数年後に買いなおすにしても入手は容易だと思いますけどね。

めくるたびに

「今度はどんなふうな世界が広がるんだろう？」


その連続です、この絵本。



１０階分が見開きに描かれていますが、
開き方は普段の絵本と違うので見にくいかもしれませんが、
でもこの大きさでこの開き方だからこそ、
こまかーーーく描けるし、逆にラストでどーーーーんと
大きく展開しているのがとても効果的です。

あと、絵がかわいいので、
普段は見つけたらつい飛びのいちゃう、本の中に出てくる生き物も
なんだかかわいく思えるかも？

きっと何度も何度も読めば新しい発見がその都度ありそうです。
６歳の娘は60階からが好きなのですが、
私は是非、50階にある伏線が100階に向けてどんな風につながって行くのかを
楽しんでもらえたらなーって思います。

100かいだてのいえ　に引き続いて購入。

シリーズ第二弾も基本的には同じ構成です。
主人公は女の子になっています。

しかも地下の住人は、みみずだったり、もぐらだったり、、、
きちんと地中の生物だったりするところが、作者さんのこだわり、感じられます。

我が家では5歳の娘、小一の息子の両方が楽しめます。

イラストが細部にわたって凝っているので、何度読んでも新しい発見があります。

好みの問題かと思いますが、
我が家では、
今回の、『ちか100かい』の方が好きなようです。

登場する生き物達がバラエティに富んでいるし、
ラストが、『ド派手』で、子供が大喜びでした。

あとは、お遊戯で大好きな！
まさかまさかの、『ダ××むし』が登場!?
やったー!!! (笑)

たとえばこの行が地上で
この行が地下１階とすれば
その後は地下２階
地下３階
地下４階
地下５階
地下６階
地下７階
地下８階
地下９階
地下10階
地下11階
地下12階
地下13階
地下14階
地下15階
地下16階
地下17階
地下18階
地下19階
地下20階
地下21階
地下22階
地下23階
地下24階
地下25階
地下26階
地下27階
地下28階
地下29階
・・・
すみません、これは単なる
スペースの無駄づかいですね（汗）
この辺でやめときましょう。
何が言いたいかというと、100階分も
描くのは本当に大変だということ。
基本的に、ページをめくる向きが逆に
なった以外は「100かいだてのいえ」
と全く同じ構成。その意味では、前作と
同じレベルの楽しみは保証します。
しかし、さらなるものを期待している
方には物足りないかも。