ギッシリ詰まってる!
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タイトルこそ『BACCANO!』ですが、エナミカツミさんの他の作品も半分くらい収録されております。 収録数は300点で未発表イラストもチラホラ入ってます。
画集見て初めて知りましたがBACCANO!のドラマCDにエナミさんが一枚一枚描いたトランプ入ってたんですか‥‥!!だいぶ前ながら気付かなくて悔しい。でもトランプ絵全部収録されております。
ちなみにBACCANO!の過去イラス全て入っている訳ではありませんが、あますことなくエナミさんイラストを堪能出来ます。
BACCANO!以外の収録タイトルとしては、『ヴぁんぷ!』『世界の中心、針山さん』『アンダカの怪造学』銃姫』を中心にラノベイラスト、ゲームなら『SO4』『イース7』あたりがちょろっと入っております。未発表イラストもちょろちょろっと混ざってます。
ハードカバー仕様でどっしりしてますし、何よりエナミカツミさんの絵が好きなら買って損はありません。 価格も2800で普通ですし。
視覚で楽しむ『馬鹿騒ぎ!』
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エナミカツミさんの初画集。判の大きさはイラスト集としては一般的なサイズですが、ハードカバー仕様のためかなり存在感があります。全112ページ。収録総数約300点。ちなみにエナミカツミさんのコメントは載っていないようです。
最初〜61ページまで、つまり半分以上が『バッカーノ!』のイラスト。それでも今まで全部のイラストがはいっているわけではなさそうです。その後87ページまで他の成田作品などの電撃文庫関連イラスト。
そして105ページまでが『アンダカの怪造学』『銃姫』など他の場でのイラストがきて、その後、エナミカツミ描き下ろし+成田良悟書き下ろしの絵本『チェスワフぼうやと、(ビルの)森の中間達』が収録。ドラマCDのジャケットイラストなど関連のカラーイラストは勿論、作中のモノクロイラスト、また他に未発表作品も収録されています。これでもかと詰め込んだ豪勢さ。
成田作品の特徴の群像劇を表現するエナミカツミさんのイラストは、基本1枚のイラストあたりの人数が多い。とにかく賑やか。ですが、様々なアングルや配置を用いることで窮屈さはありません。どころかそのアングルと配置が絶妙で各キャラの雰囲気がより際立ち、むしろのびのびしています。表紙をめくるとヤツらに会える、そんなイラスト集。