ついつい何度でもリピートしてしまう魅力を感じ、星5つ。

私は絶望先生もしらないし、かといって声優さんファンでもないのですが、それでもなぜか中毒のように繰り返さずにいられない引力を感じました。
歌い手さんは声はでていますが、歌唱力は特別ずばぬけているわけではありません。
ただ、まるで生死を追い詰められた恋の倒錯を匂わせる歌詞と、
官能的にも哀切にもきこえるバイオリンをかき鳴らすノリのよい音楽、
そして、歌い手さんの未成熟がゆえに、心から切実にしぼりだした甘い告白のようにもきこえる色気が感じられて、いい!
それらがからみあっての相乗効果で、中毒症状を引き起こしたと思われます。
シリアスなラブソングだけど、ノリがいいのでそれがまた良です。

オフボーカルも、ちょっとしたタンゴみたいで聞き応えありです。

声優さんやアニメのファンじゃなくても、いちどツボにはいったらリピ決定な作品です。オススメ!

『暗闇心中相思相愛 』
メロディは昭和チックで清々しいダークさがあって格好良いです。
しかし、正直に言ってしまうと、歌があまり上手くない。
なので、歌っている人や声が好きであれば許容できる――または、好んで聴けるかも
知れませんが、そうでない方は少々受け入れ難いのではと感じました。

個人的には、歌っている人の声は嫌いではなかったので、
聴いている内に慣れましたが、それでも歌唱力の足りなさは気になりました。
メロディには星４つをあげたいですが、歌には星２つ。


『プライベイトレッスン 』
メロディ・歌共に十分に満足できました。
ノリの良いメロディと、木村カエレの何とも言えない面白い歌い方が
ぴったりとマッチしています。面白いけど、格好良い。
歌詞も面白いです。
しかし、面白いとは言っても、他の曲で見られる“木村カエレ流”とも言える
変な――と言うと失礼ですが、変な歌い方は少ないです。
分かり易く例を挙げると、『林檎もぎれビーム！』の
「ユア　ライフ　チェンジス　エブリシング！」や『ゴゴゴ・ビューティー』などでしょうか。
この辺の歌い方はあまり見られませんでした。

ネタとして楽しめる木村カエレの歌ではなく、純粋に格好良い木村カエレを感じられるこの曲。
メロディも歌も含めて、星４つはきっちりあげられる内容だと思います。


二曲合わせて星３つ。
好き嫌いと、求めるものの違いで評価が分かれる今作でしょう。

【暗闇心中相思相愛】
糸色望のキャラクターソングらしく、全体に昭和の雰囲気が漂う曲です。先生が聞いたら絶望しそう。メロディラインがはっきりしていてボーカルが強いので、ボーカルオフの３トラック目は随分印象が変わって聞こえます。はじめ、プライベイトレッスンの方が好みで先に耳に馴染んだのですが、リピートしているうちに中毒性を感じはじめました…
【プライベイトレッスン】
木村カエレというより、完全に「いけないカエレ先生」がモチーフになっている曲のため、今までの絶望少女達の楽曲とはイメージが違っていて、ロック色が強くなっています。使用されている楽器のチョイスが面白く、小林ゆうさんの歌い方もモチーフに沿っているので「カエレ先生」が好きな方に強くお勧めします。

クセの強い２曲なので、ボーカルオフを含めて４曲リピート設定にして聴いています（笑）

まず神谷浩史歌が下手すぎる。
声優だから声は出てるが、素人のカラオケに毛がはえたレベル。
絶望レストランの方が良い。
カエレのカップリングも、お家芸のシャウトはなく普通。
いまいち。