JSPサーブレット: Javaサーバーサイド 実践Java言語シリーズ
価格: ¥0
本書に興味を持って頂きまして、誠にありがとうございます。
本書は「実践Java言語シリーズ第2部 JSP・サーブレット」です。
2016年6月28日 ver 2.0
本書を横断的に見直し、読みやすく簡潔な文章に変更しました。
2016年07月25日 イラストの色を微調整。
はじめに
Webアプリケーションにアクセスするユーザー(クライアント)は、
Webブラウザ、JavaScript(Ajax)、スマートフォンアプリなど、多様化しています。
ユーザーに快適なWeb体験を提供するには、http通信に対する確かな理解が必要です。
本書は、特にレスポンスの理解に力を入れています。
ユーザーに適したレスポンスを戻すことにより、使い勝手の良いWebアプリを製造できるからです。
本書で扱う学習範囲は、狭く浅いかもしれません(新入社員2週間目から10週間目の方が対象です)。
しかし、大きな可能性を持った技術を習得できます。
本書について
本書は初めてJSPサーブレットを学習する方の参考書です。
ただ、JSP・サーブレットを深く学習する事はございません。
むしろ、Javaに限らずWeb技術者として基礎的な事をしっかり学習します。
Webの基礎技術
1、セッション
2、リダイレクト
3、レスポンス
4、パラメーター
5、ルーティング
これらの論点に重点を絞って解説します。
構成
主な学習内容は以下の通りです。
1、JSPの学習
2、JSPで掲示板サイト作成
3、サーブレットの学習
4、JSPとサーブレットを利用してショッピングカートを作成
JSPの学習
JSPを学習します。
JSP、Webサーバー、HTMLに慣れて頂く事が目的です。
JSPで掲示板サイト作成
JSPを利用して簡単な掲示板を作成します。
画面
1、投稿一覧画面(投稿フォーム)
2、投稿完了画面
サーブレットの学習
サーブレットの学習を通して、セッション、ルーティング等を学習します。
ショッピングカートを作成
ショッピングカートを製造します。
画面
1、商品一覧画面
2、カートの中身確認画面
3、注文完了画面
機能
1、商品一覧機能
2、商品をカートに入れる機能
3、商品をカートから削除する機能
4、カートの中身を確認する機能
5、注文を実行する機能
※決済システム構築などは、本書の学習内容に含まれません。
本書の到達点
書物内で明言をしていませんが、本書は「ダウンロード機能のプログラムを理解する」という
明確な目標に向かって進んでいきます。
「ダウンロード機能のプログラム」には、Webの大切な技術が詰まっていると考えるからです。
想定読者
「Java言語シリーズ」の2部をご理解頂いている方。
※本書には環境構築の解説はありません。
(JSPで「Hello World」を表示できるところまで環境構築が終了しているものとして解説をはじめます)
※HTML・CSSの解説はありません。
※データベースは学習内容に含まれません。
※Webセキュリティは学習内容に含まれません。
※本書の例題を読者がPC上で再現する必要はありません。
本書は読み物として充分耐えうる作りとなっています。
難易度
新人研修と比較して、難易度は低く、学習範囲は狭く、そして浅いかもしれません。
大切な事をしっかり確実に学習するという姿勢で執筆しました。
(本書が800ページを超える大著である事をご勘案下さい)
本書の特徴
Webアプリケーション開発で常に意識するべきことは、3つあります。
1、リクエスト
2、レスポンス
3、Webブラウザ
例題は必ずこの3つの状態を確認しながら解説します。
目次
00 はじめに
Webの仕組み
URLとディレクトリの関係
01 初めてのJSP
初めてのJSP
Hello JSP-1
Hello JSP-2
JSP出力
if文
for文
02 GETメソッドとPOSTメソッド
GETメソッド
GETメソッドによる画面遷移
POSTメソッド
POSTメソッドでパラメータ送信
03 メッセージボードの作成
メッセージボードの作成-1
メッセージボードの作成-2
メッセージボードの作成-3
04 サーブレットとは
サーブレットとは
Hello_Servlet-1
Hello_Servlet-2
サーブレットとGETメソッド-1
サーブレットとGETメソッド-2
サーブレットとPOSTメソッド
05 セッション
セッション-1
セッション-2
セッション-3
06 サーブレットとJSP連携
サーブレットとJSP連携-1
サーブレットとJSP連携-2
サーブレットとJSP連携-3
メッセージボードの作成-4(サーブレット連携)
07 ショッピングカートの作成
モック画面作成
JSPサーブレット連携
クラス設計
商品一覧画面の作成
カート処理
レジ画面と完了画面
親クラスの作成
08 ContentType
ContentType-1
ContentType-2