北斎大全 第一巻春朗期
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(北斎大全について)
この北斎大全は、以下のように全十巻からなる北斎の全貌を露わにする文字通りの大全となっています。
第一巻 春朗期 —— 習作の時代
(一七七九~九四年 二十~三十五歳)
収録画像 112点
第二巻 宗理期 —— 宗理様式の展開
(一七九四~一八〇四年 三十五~四十五歳)
収録画像 377
第三巻 北斎期1 —— 読本挿画の時代1
(一八〇四~一一年 四十五~五十二歳)
摺物・錦絵・絵手本・下絵画帖・肉筆画を収録
収録画像 179点
第四巻 北斎期2 —— 読本挿画の時代2
(一八〇四~一一年 四十五~五十二歳)
読本挿画のうち、「新編水滸画伝」を収録
収録画像 325点
第五巻 北斎期3 —— 読本挿画の時代3
(一八〇四~一一年 四十五~五十二歳)
読本挿画のうち、「新編水滸画伝」以外を収録
収録画像 383点
第六巻 戴斗期1 —— 絵手本の時代1
(一八一二~一九 五十三~六十歳)
絵手本のうち「北斎漫画」十五編を収録
収録画像 454点
第七巻 戴斗期2 —— 絵手本の時代2
(一八一二~一九 五十三~六十歳)
「北斎漫画」以外の絵手本と、摺物、肉筆画などを収録
収録画像 244点
第八巻 為一期 —— 錦絵の時代
(一八二〇~三三 六十一~七十四歳)
第九巻 画狂老人卍期1 —— 円熟の時代1
(一八三四~四九 七十五~九十歳)
第十巻 画狂老人卍期2 —— 円熟の時代2
(一八三四~四九 七十五~九十歳)
この本は、そのうちの第一巻春朗期です。
画像は、すべてほぼ 800 ✕ 1200 ピクセル程度の解像度となっていますので、ダブルタップやピンチインすることで拡大して見ることができ、黄表紙などの絵の中の文字もはっきり見ることが出来ます。
(葛飾北斎について)
葛飾北斎は、宝暦十年(1760年)に武蔵国葛飾郡本所割下水に、貧しい百姓の子として生まれました。 嘉永二年(1849年)に八十八歳で没しています。当時としてはかなりの高齢ですが、それでも画業を全うしたい北斎にとっては短すぎたようです。
北斎は、多くのものをテーマに、生涯に三万点を超える作品を発表したと言われています。
若い時から様々な絵を描くことに意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも傑出した作品を残しています。
そして、北斎の絵師としての地位を確固としたものにしたのは、ここに掲載した「富嶽三十六景」でした。
北斎の業績は、浮世絵の中でまさに巨大な高峰でしたが、達者な描写力、速筆は『北斎漫画』の中にも見ることができます。
さらに、読本や挿絵芸術にも進出し、『北斎漫画』を始めとする絵本を多数発表し、毛筆による形態描出に敏腕を奮うなど、絵画技術の普及や庶民教育にも多大な貢献をしました。
また世界的にも高名な画家であり、フィンセント・ファン・ゴッホなどの印象派画壇の芸術家を始め、工芸家やドビュッシーなどの音楽家にも影響を与え、西洋世界への影響力は計り知れません。
ありとあらゆるものを描き尽くそうとした北斎は、晩年、銅版画やガラス絵なども研究し、また油絵に対しても関心を寄せましたが、遂に果たせませんでした。もし油絵を描いていたらどのような作品ができたのか、大変興味深いことです。
1999年には、アメリカ合衆国の雑誌『ライフ』の企画「この千年で最も重要な功績を残した世界の人物百人」で、日本人としてただ一人、八十六位にランクインしました。
(アートクラシックスについて)
アートクラシックスは、広く世界の古典絵画を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、見やすいレイアウト
適切な改ページで区切って電子書籍デバイスはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレット、またパソコンなどでの鑑賞に最適化しました。また、細かく索引を付けましたので、目次から直接見たい作品にアクセスできます。
2、解りやすい解説
一部の絵には、解りやすい解説をつけました。絵を楽しむことを第一に考え、あまり専門的になりすぎないように、気軽に読めるように配慮しました。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。画集と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。