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Alicia Keys Unplugged

価格: ¥1,029
カテゴリ: CD
ブランド: Bmg
Amazon.co.jpで確認
   大いに惜しまれていた「アンプラグド」シリーズ復活をMTVが決めたが、この番組にはある種の義務が生まれた。誰が番組で取り上げられようと、真摯な熱気、グラミー賞にノミネートされるような熱気を届けて当然となった。“力強い”と形容されるアーティストとしては、アリシア・キーズ以上にふさわしい者はいなかった。この首尾一貫したセットは暖かみと、誠実さに満ち、力強く束縛を捨て去っている。ここでキーズは彼女が新たなアレサ・フランクリンではないとしても、負けないくらい力と才能のあるアーティストだとリスナーを納得させる。ここに収録されたヒットナンバーの中で、ダンサブルな「Karma」がファンキーな「Heartburn」となり、圧倒的な華のある「Unbreakable」となる。「Fallin'」「If I Ain't Got You」「You Don't Know My Name」もそのあとに収録されているが、キーズの熱心なファンでも、有名な曲ばかりを追うことを思わず忘れそうな曲が点在している。

   たとえば、プリンスの「How Come You Don't Call Me」は遊び心のある仕上がりで、オーディエンスを意識した軽い調子で、“楽しさを提供する”ことを確かに約束してくれる。そしてこの曲でのデュエットは驚くほどうまくいっており、キーズはマルーン5のアダム・レヴァインに勝とうとする意識を捨てている。悲しげで、ピアノが叩きつける、ヒップホップ風(神出鬼没で強調される“アンー”)、劇的に詩的に語る部分でさえも適切な位置に入れられて、キーズは達人ならではのセンスでその歌にふさわしいさじ加減を加えている。バンドも効いているし、アレンジも冴え渡り、ゲスト陣の特にモス・デフとコモンが、一瞬たりとも自分を出し過ぎることなく曲を完璧なものにしている。最高の“アンプラグド”の1枚はリスナーに、アーティストたちがアンプを蹴り倒してくれるように願わせるものだ。これもそうした1枚だ。(Tammy La Gorce, Amazon.com)
圧巻! ★★★★★
これまでの2枚のスタジオ・アルバムは洗練されて都会的なキレイ系の完璧なアルバムのように思えたが
このアンプラグド・ライブは
本当に素のアリシアが出てる貴重な映像だと思う。

キレイ系女と思いきや、かなりガテン系だったしw
声も野太いハスキーさ全開だし
割かし音もハズれ気味だけど
余計にそのギャップがすきになりました。

サウンドもバラエティに飛んでいてファンクありブギあり
レゲエありで、新曲のstolen momentsもムーディでイイし
なんといってもバラード群が素晴らしい!
diary
a womans worth
if i ain't got you
wild horses
そしてなんといっても極めつけは
fallin'

泣きのボーカルなんて簡単な形容じゃ言い表せない
魂から血が滲むような
そんな圧巻のナンバーだ。

そして最後のジャムロックですごい友達と
盛り上がって終わる。
この辺が、自意識過剰でナルシズムたっぷりの
アーティストどもとは一線を画すところだ。
自我をさらけ出す以上に観客
との乗りの方を大切にする
彼女のひととなりが現れている。
2005 ★★★★★
時計の針を巻き戻すことができるなら、05年の7月14日に帰ってNYのオペラの殿堂、アカデミー・オブ・ミュージックにいたい。そんな強烈な思いに駆られてしまう。89年から始まったこの人気企画だが、ここ数年というものはストップしたままだった。しかし、アリシアのたっての希望により復活することとなったのだそう。
これまでエリック・クラプトン、マライア・キャリー、さらにはニルヴァーナまで数々のスーパースターたちによって行われてきたこの企画。そのラインナップに加わることとなったことについてアリシアは喜びを隠さない。
この日のステージではオリジナル曲に加え、新曲、そしてカバーも披露されたが、ローリング・ストーンズのカバーである「ワイルド・ホーセズ」ではマルーン5のアダム・レヴィーンがゲストとして迎えられている。
ダニー・ハサウェイのライブ・アルバムのフィーリングが大好きだというアリシア。このアルバムにもハサウェイのライブ盤と同様の音楽そのものの持つパワーと素晴らしさがパッケージされている。もう、僕らは時計を巻き戻す必要はない。いつだって何度でもあの日の感動は甦るのだから。
大人の1枚です ★★★★★
MTV名物「アン・プラグド」。
名前の通りアンプを廃して生の音で観客を前にして歌い上げるアーティストとしてもかなりハードルが高そうなこの企画を見事にこなしています。

1stアルバムでグラミーを獲得した絶対的な歌唱力と時折いれるアドリブ、少し軽めに仕上げた他人の曲を見事に歌い上げるのを聴いていると本当に16曲があっという間に過ぎていきます。


R&Bやソウルフルな曲が好きな方にはぜひともお勧めの1枚ですがひとりで深夜にクルマや部屋で聴くのがいいと思います。
かなり完成度の高いライヴアルバム ★★★★★
「才色兼備」。そう言った言葉で形容される事の多いAlicia Keysであるけれど、何よりもこの人の魅力は、その才能や美しさでなく、誰よりも真摯に音楽に望む姿だろうと思う。そして、その事はこの"Unplugged"という企画にて、生の声と生の演奏をもってして、はっきりとそれは証明されたように思う。何よりも全ての音源の完成度が高く、彼女の喉のコンディション一つとっても、かなり高いレベルまでに仕上がっている。そして、決してその能力を存分にアピールするのではなく、エンターテイナーとして、客との距離関係を冷静に考えた上で名唱を聴かせてくれる。そんな彼女のプロフェッショナルな姿勢には、本当の人間の美しさというものが溢れ出ているかのように思う。

個人的に、このアルバムのハイライト部分だと感じているのはAliciaがピアノで弾き語りを行う、"Good Bye〜Butterfly"のメドレーと、それに続くシングル曲"If I Ain't Got You"。ピアノ一本で静かに優しく演奏を続けながら、"If I Ain't Got You"の途中で、まるで静かな水面を打つかのように、コーラス隊が参加してくる部分は鳥肌モノだと思う。まるで優れた映画のような、スリルと感動を秘めた演出であるように思う。

ゲストミュージシャンとして、Maroon 5のAdam Levineとの共演や、ラストのMos DefやCommon等ラッパー陣との共演も見所の一つではあるが、何よりもAliciaの心の籠もった歌声には敵わない。"How Come You Don’t Call Me"、"If I Was Your Woman"、"Fallin'"といった楽曲はかなり聴いていてジーンとするものがあった。Unpluggedというお祭りとして、エンターテイメント部分もちゃんと準備しながらも、聴かす部分は聴かせてくれる。このアルバムは誰にも満足を与えてくれる1枚だと思う。そして、それはAlicia Keysという美しい女性の、緻密な努力と真摯な姿勢によって完成されたものなのだと思う。
かなり完成度の高いライヴアルバム ★★★★★
「才色兼備」。そう言った言葉で形容される事の多いAlicia Keysであるけれど、何よりもこの人の魅力は、その才能や美しさでなく、誰よりも真摯に音楽に望む姿だろうと思う。そして、その事はこの"Unplugged"という企画にて、生の声と生の演奏をもってして、はっきりとそれは証明されたように思う。何よりも全ての音源の完成度が高く、彼女の喉のコンディション一つとっても、かなり高いレベルまでに仕上がっている。そして、決してその能力を存分にアピールするのではなく、エンターテイナーとして、客との距離関係を冷静に考えた上で名唱を聴かせてくれる。そんな彼女のプロフェッショナルな姿勢には、本当の人間の美しさというものが溢れ出ているかのように思う。

個人的に、このアルバムのハイライト部分だと感じているのはAliciaがピアノで弾き語りを行う、"Good Bye〜Butterfly"のメドレーと、それに続くシングル曲"If I Ain't Got You"。ピアノ一本で静かに優しく演奏を続けながら、"If I Ain't Got You"の途中で、まるで静かな水面を打つかのように、コーラス隊が参加してくる部分は鳥肌モノだと思う。まるで優れた映画のような、スリルと感動を秘めた演出であるように思う。

ゲストミュージシャンとして、Maroon 5のAdam Levineとの共演や、ラストのMos DefやCommon等ラッパー陣との共演も見所の一つではあるが、何よりもAliciaの心の籠もった歌声には敵わない。"How Come You Don’t Call Me"、"If I Was Your Woman"、"Fallin'"といった楽曲はかなり聴いていてジーンとするものがあった。Unpluggedというお祭りとして、エンターテイメント部分もちゃんと準備しながらも、聴かす部分は聴かせてくれる。このアルバムは誰にも満足を与えてくれる1枚だと思う。そして、それはAlicia Keysという美しい女性の、緻密な努力と真摯な姿勢によって完成されたものなのだと思う。