自分は現役の精神科医ですが、これほど実際の現場で役に立つ本は珍しい。非常に明快に、自我の誕生、発達、成長について解説してあります。そして、その理論は単純すぎるほど単純。精神分析の世界では、マスターソンの理論は明快すぎるという批判も多いようですが、そんな批判は的外れというべきでしょう。
単純、明快であるからこそ、実践的で、より多くの場面に応用可能なのではなかろうか?
とにかく精神分析の本として、まれに見る名著です。超おすすめ。
追記
氏の言う、自己愛はナルちゃんとはちがいますので、、、
あとは、読んでみてください。