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獣の奏者 I 闘蛇編

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:上橋菜穂子/作 出版社名:講談社 発行年月:2006年11月 関連キーワード:ケモノ ノ ソウジヤ 1 ケモノ ノ ソウシヤ 1 トウダヘン けもの の そうじや 1 けもの の そうしや 1 とうだへん、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253 獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。
守り人シリーズから上橋作品を読んで欲しい ★★★☆☆
上橋先生の作品の中では相対的に見て下位だと思います。
といっても出来自体は悪くなく、買って損したなんて結果にはならないでしょう。
より出来が良い守り人シリーズから読んだ方がファンとしては嬉しいといいますか。

守り人シリーズ上橋作品独特のファンタジーの世界に入り込むのに慣れてから
この作品を読まれるとより楽しめるでしょう。
この闘蛇編はしんぼうです ★★★★★
 展開が遅いとか色々と難があるようですが(実際それは否めませんが)、続編の第2編から急激に面白くなるので、この第1編は頑張って読み終えてほしいです。

とはいえ、この編自体の面白さもきちんとあります。
主人公と主人公を助けた親代わりの男とのこころの交流や「闘蛇」「王獣」という生き物のなぞなどは、読んで思いを巡らすだけでも味わい深いものがあります。
ファンタジー要素を排除したアニメ版との違い ★★★★★
緻密な設定と確固たる世界観が魅力の作品なので、ファンタジーと言うよりはSFと言った方が良いくらいでしょう。

ファンタジーとSFの違いは、心霊や魔法などの「超常現象」を「認めて活用する」かどうかだと思いますが、原作では、ある神秘的な鳥「精霊鳥」が出てきておりファンタジーの要素も垣間見えます。

しかし、これは物語の本質にはあまり関係が無い上、その他の事象、例えば動植物の生態等については非常にリアリティーを持たせた設定にしていますから、若干の違和感があります。

アニメ版では削除したのも、そのような理由からかも知れません。

なお、原作の物語の冒頭は、「あの運命の日」の前日から始まっており、無駄をそぎ落とした内容でアニメよりもテンポが速く感じられました。

原作者自らがアニメ化も手がけているそうですが、是非、原作も読んでみるべきだと思います。
軽々しいストーリーではない ★★★★☆
守り人シリーズを読んでいます。こちらも以前から興味があり、先日やっと読みました。
守り人と比べると、とても悲劇的な作品だと感じました。主人公エリンの境遇はまさに悲劇。母を失う事もそうですが、王獣と出会う事によって、その後も希望に満ち溢れた人生というわけではありません。しかし、決して悲劇のヒロインではないと思います。自分の信じた道を進み、時にそれが間違いであったとしても、そこから逃げ出す事はしません。そこにはエリンを信じてくれる人々がいるから。
蜂飼いの仕事をしながら成長していくエリン。好奇心旺盛なエリンは知識を求め勉強し、何でも試してみる。それはエリンの才能を伸ばしていく。ゆっくりと流れていた時間もやがて終わりがくる。王獣リランとの出会いがエリンにさらなる試練を与えていく。
全体的に笑いは少なく、しっとりと、そして劇的に物語りは進行します。個性豊かな登場人物の存在は、その重々しい世界観の中の希望です。それはエリンにとっても、仲間達にとっても。
守り人もそうでしたが、上橋先生の作品は、人種的な差別や偏見、それによって起こる物事について考えさせられます。
ファンタジーといっても冒険小説ではないので、子供より大人の心に響く作品だと思います。
原作の奥深さを味わってほしい ★★★★★
今、NHK教育でアニメ化されていますが、キャラデザインがちょっと幼稚な感じがしたり、
オリジナルキャラの道化役がうっとうしいと感じたり、王獣がしょぼい感じがしたり、
オリジナルエピソードに違和感を覚えたり、何よりエリン役のタレントの発声のまずさや
演技力のお粗末さにがっかりしている原作ファンは私だけではないのではないでしょうか?

アニメでしかエリンをしらない人には、ぜひ原作を読んでと言いたいです。
アニメでは描ききれない深い心のひだや、アニメオリジナルのキャラやストーリーを
取り去った、本当の『獣の奏者』を知ってほしい。
エリンやイアルはもっともっと魅力的です。