いい車、マイホーム、お金、成功などなど、必死で追ってきたけど、手に入ってない人に
お勧めの一冊です。

本当にそれを求めることが、自分にとって必要なのか、今一度、根本から、考えさせてくれます。
そして、あらためて”幸せ””成功”って何だろう？と考えさせれくれます。

僕もずっと、”楽しい人生”を追ってきました。でも１割も達成できていません。そんな僕に
中谷さんはこの本を通じて、”目の前のハッピーに気づいてないの？”と語りかけてくれます。

「これからはピンチではなく、ペンチと呼ぼう」

この一言が笑いとともに、僕に大事なことを伝えてくれました。

私は「辛い時に傲慢にならないようにしょう」の言葉に感動しました。職場での仕事のやり方が大きく変わりました。

誰でも自分の調子が良くて物事が思い通りに進んでいる時には、自分は今調子が良いからといって周りの人達に威張らないようにしよ!と多くの人は気を引き締めるが!

自分が忙しく、たくさんの仕事を任されていて、手におえないような辛い状況の時、自分はこんなにも仕事を抱えて大変な思いをしているのだから、これぐらいいいだろう!と自己を正当化し周りの人達に思いっきりふんぞり返ってる自分に気づきました!

辛い時に、自分はこんなにも辛いんだからこれぐらいしてもらって当たり前!といった礼儀に欠けた態度、傲慢な態度が周りにストレスを与え仕事がうまく進まないんだと思いました。

仕事だけではなく私は人生の大半をふんぞり返って過ごしてきました。

この本を読み終えて。

　　目の前のやるべき事にコツコツと全力で取り組んでいないと

　　ピンチはやって来ない。　そしてピンチは人を「成長」させてくれる。

　　一生、ピンチに出会えない人、つまり全力で取り組んでいない人には

　　「成長」＝「人生の楽しみ」は見つからない


人生を一所懸命に生きないと人生の楽しみは見つからない、
というテーマを36の異なる多彩な表現で主張しています。

何の成長もしないで死んでいく事を「断崖絶壁」という言葉に置き換えて
説明しているのが非常に、心に残りました。

自分の日々の生き方を考え直させる一冊でした。