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新しい交流分析の実際―TA・ゲシュタルト療法の試み

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 創元社
Amazon.co.jpで確認
こんな方に...お勧めします。 ★★★★★
2回目の読み直しに入っています。

いま3章までですが...
2,3章は ワークする人とファシリテータのやり取りが
実践に近いんじゃないでしょうか。

最初読んだときは、
全体的にやりとりの例示に「あらさ」を感じましましたが、
2,3章はいいんじゃないでしょうか。
私が ゲシュタルトのワークのセミナーに行っていることも
あってでしょう...場面がイメージできます。

交流分析とゲシュタルトが どんなものか「さわり」を知りたい方
や ゲシュタルトと他の療法が どのように組み合わされるか
を知りたい方には 良書ですよ。

お勧めします。


参考になった ★★★☆☆
 ファシリテーションのテキストのなかにTA分析の話が
出てきたのが本書を読んだきっかけになります。
 学問的な関心、治療といった関心はない。

 共同作業、議論をする際の人と人の相性と言ったことについて
の考察に関心があった。

 治療という側面の記述が多いと感じたが、ラケット感情、感情
記憶などの概念は大変役に立つように思った。

実戦的な心理療法へ! ★★★★★
本書は米国で精神分析的な心理療法を学び、
その後、心療内科で交流分析とゲシュタルト療法の統合を、
グループ療法・セミナー・ワークショップなどの場で実践してきた
著者によって書かれた実戦的な書である。

交流分析とはアメリカの精神科医エリック・バーンにより
提唱された性格理論及びそれに基づく治療体系であり、
ゲシュタルト療法とはパールズによって提唱された
統合的・実存主義的な心理療法であり、
両者とも人間学的心理学派というカテゴリーに属している。

本書では交流分析・ゲシュタルト療法の各分析・項目が、
実際に著者が行った療法の症例とともに紹介されている。

心理療法を学ぶ初心者が、かくも鮮やかに
ワークを進めることができるとは思えず、
マニュアルとして使うには無理があると思われるが、
現場に永く携わってきた経験をを
素直に手本としたい必携の書である。

理論はすばらしいが「治療マニュアル」ではないので注意 ★★★★☆
 「自分では採用されてはいないと思っているものの、無意識の領域で知らず知らずのうちに暴れまわっている、別の側面の自分」に気付き、その自分をもっと意識的に生きていくための技術として、それぞれ足りない部分を補う形で、交流分析、ゲシュタルト療法がひとつとなった、画期的な書である。交流分析的に「採用されていない自分」を見つけ出し、見つかった自分をゲシュタルト療法的に統合させる、と表現すればわかりやすいだろうか。多くのケースがこの本には載っており、そのひとつひとつの治療展開の鮮やかさには、とても魅了させられる。しかし、この本のケースを鵜呑みにし、ケースのやり取りを「マニュアル代わりに」目の前のクライアントにアプローチを行ったとすれば、ただ治療効果がなかったということのみならず、患者さんに二次的な外傷体験をも生み出しかねたいのでは、という不安も同時に生じた。精神科医、神田橋條治氏の言う「抱え環境」や、プロセス指向心理学における「メタスキル」の概念が、文面にはあまり強調されていない。(グループ療法は、グループという「抱え」があるからこそ治療的である面もあることが、いくらか見落とされている印象も受けた。)本の中の治療者のアプローチは、患者さんからのフィードバックを大切にする臨機応変さが感じられ、「抱えと揺さぶり」のさじ加減をしっかりと身に着けている印象を受けたが、それは、「この理論を学べば、本の中に出てくる治療者と同じくらいの治療効果があげられる」ことを表しているわけではないことに注意しながら読み進める必要があるだろう。
すべてのカウンセラー、悩める人にお勧め ★★★★★
家族、恋人、職場、うまくいかない人間関係で悩む方は是非読んでいただきたいです。
問題は相手じゃない、自分の昔の体験や思考回路にもあるんだ、と気付いた時から人生が変わります。
加藤諦三さんの本で癒される方はこの本でも感じるものがあると思います。

カウンセラーの方へ。
チェアワークやインナーチャイルド、TAやゲシュタルト療法の実際が

最初から最後まで台詞付きで載っている教科書というのはなかなかありませんが、
これはとても分かりやすく書いてありますので、参考になるし、
今日のカウンセリングからすぐ真似できます。おすすめです。