いにしえから伝わる、光の神と闇の悪魔の伝説をめぐって冒険が始まる。主人公リュードは、ある日グラナス教会の見習い神官、「グラナスの歌姫」の一員のエレナを護衛することになる。そして、わがままで気まぐれな魔法使いであり、謎の多い少女ミレーニアの2人のヒロインと一緒に旅をしていく。冒険を通じた3人の恋の三角関係も、このタイトルの特徴のひとつである。ドリームキャスト版からさらにゲームバランスの強化とグラフィックも進化している。
また、戦闘では魔法のマナエッグシステムと成長システムが、直感的に理解できるシンプルなインタフェースながらも戦略性を必要とし、高い評価を得ている。音楽も洗練されていて、ゲームとしての総合的なクオリティーは極めて高い。(岡田幸司)