ロック交差点
★★★★★
人は何故、ロックバーやロックカフェに通うのか?
ただ単にロックを聴きに来るだけでなく、
音楽を通しての化学反応を期待して集うのだ。
ロック飲み屋の紹介本に留まらず、
ロックなマスターにスポットを当て、
ロックを感じる瞬間、場所、好きなロックの聴き方、
自分の葬式に流したい曲など、珍しい試みが展開される。
各店舗のマスター同士が共感している状況を
近くから眺めるような、そんな仕上がりになっていて、
瞬間、瞬間に、ロックの姿も垣間見える。
横浜ロックに、ライブハウスや野外フェス論。
レコ屋から、ロックなお宝、ロックTV、ロックラジオ、ネットでロック・・・
とまぁ、キリがない程ロック漬けの一冊!