クラウドを知らない人に。
★☆☆☆☆
「クラウド」を知らない人向けの書籍です。
クラウドがなんとなく分かっている人には、正直、不要です。
加えて、何度も同じことが書かれているため、ボリュームとしては非常に薄いです。
網羅性が高く、“クラウドとはなんぞや”を知る上で有益。
★★★★★
マーケティング用語、バズワードとして、乱用されているクラウド。
本書では、コトバだけが独り歩きしているクラウドを、
IT専門書に見られるような難解なキーワード無しで、
わかりやすく捉える事が可能。
お客様向けに提案する側が、
クラウドのメリットを伝える上でも、使える書籍であると認識。
また、ITサービス提供者側としては、
“特定ベンダー、サービス”への思い入れに縛られず、
広範囲が適切に情報整理された本書は、振り返りの上でも良書であると思う。
いずれにせよ、これからのITのあり方の中核となるクラウドと、
どのように付き合うべきなのか、立場に関係無く、意義のある本である。
読みやすく、わかりやすく、盛りたくさん。
★★★★★
他のクラウド本も何冊か読み、
もうクラウド本はいい…と言う時期の発刊で、
初心者向きの内容かと思いつつ手に取りましたが、
他の本と違い、
わかりやすい図解と、利用者目線で書かれた身近な具体例が多くて、
レイアウトも見やすく、ITに関連しない一般の人にもとても理解しやすい内容でした。
アルファベット付きの、カタカナ表記も多く読む人にとって、とても親切な本です。
クラウドってなんとなくわかっているけど…と言う人にもお薦め。
現在何が起こっているのか?、
今後どのような方向に進化しようとしているのか?
クラウドを取り巻く環境や、個人、業務用アプリケーション、
著者の得意とする、携帯電話などのデバイスとしての端末情報に至るまで
幅広い情報が書かれています
クラウドの構築、販売等にかかわっている方でも
ここまで広範囲な情報を、関連付けて理解されている方は
少ないので、顧客への説明にも利用できる内容です。