最初から、男の精神論的なことが書かれており、ほかの恋愛本やナンパ本とは違うと感じた。
読み進めても、他のナンパ本とは異なり、決して読者にとってやさしい内容ではなく、もてない男にとって現実を
突きつけられるような内容もあり、気持ちよく読み進められる内容ではない。
しかし、ナンパの方法・心構えが解説されており、この本に書かれていることを実行した結果、2か月後にナンパで彼女をつくることができた。
結果を踏まえて、もてない俺にとって厳しく感じられる内容ではあったが、やさしい内容でも結果が出せない他のナンパ本の著者と比べて、
真の実力をつけさせる著者の草加氏は読者にって誠実だと感じる。

ナンパのテクニック本。
類書（例：藤田サトシ氏の著作）と技術的に大差がない。
ということは、ナンパのやり方に共通性があると言うことか？
しかし、このほんの内容やそこに横たわる哲学が貧弱のように思えた。
少なくとも私にはあいません。

僕は学生時代かなりモテました、よく女性は《優しい人》《面白い人》が好きといいますがその人格等を演じていたからです。

そうやって学校や会社というお互いが共通の舞台にいる中でモテたいならこの本は必要ないでしょう。

しかしナンパは会社や大学とは違い《全く知らないアカの他人》が街中で出逢うのです。
そのなかでどうアプローチするか、どう話すか仲を深めるには全く別の技術が必要になると私自身感じて購入しました。
内容は圧倒的です、流石に数をこなしてストイックに追求してきただけあって唸りました。

中身についてはあまり語りませんが、何度も述べますが《ナンパ》に特化した方法論も含めた本です。

方法論はかなり具体的に話し方から、声を掛ける角度まで教えてくれます。

《会社や学校でモテたい》なら必要ない本ですが街中で偶然出逢う女性と仲良くなりたいなら一読の価値は大いにあります。

そんな人は意外と多いのではないだろうか？

この本は単なる「ナンパテクニック」あるいは「マニュアル本」でなく、マインドセットの部分から説かれているので彼女がほしい、だけどナンパするには勇気が要るといった人にぜひ一読してもらいたい。

また著者がかつてナンパの技術向上のために格闘技のジムに通ったというコラムが紹介されているが、そこでは｢繰り返し肉体がダメージを受けることによって、殴られるのが怖くなくなった｣ことが「困難な状況でもナンパをやることを恐れず、リラックスして相手の女性と向き合えるようになった｣といった興味深い記述がある(格闘技をやれといっているのではなく、失敗を恐れず何度も手数を稼ぐ＝チャレンジせよという趣旨なのだが)。

その他、彼がどんな人生を歩んできたかというエピソードも本文中にいくつか織り込まれており、彼が築いてきたトークマニュアルとその説明･根拠をより理解するのに役立っている。

ナンパに興味があり人は、ぜひこの本を参考にナンパを実行してみてはいかがだろうか。読むだけで終わりなら、単なる文字の娯楽に終わるのだから。。。