これこれ!こうでなきゃ。
★★★★☆
10ヶ月ぶりのシリーズ第6巻。白朗側に拉致られた聡を救出すべく、自らその手中におちる和孝。それを黙って見送るしかなかった久遠。
あー、やっとメインカップルが活躍いたします。
監禁された和孝はクスリ漬けにされ意識モーロー。久遠と出会った頃の思い出と現在と、時系が行きつ戻りつ、はからずも久遠の存在感をかみしめる結果になります。
一方、久遠の方も、白朗側についた組長の息子・田丸への遠慮も一切無く、「何を優先するか、自分の中で迷いはなかった」って!和孝への想いを再認識。
「恋人じゃない」「同居はわずらわしい」なんて言いつつ、ハンパない絆を着実に築いている二人が好きなんですよ。白朗編はとりあえず終了、次回は甘いお話になるとか。無口で強面なのに和孝にゾッコンな久遠さん、見たい!