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天元突破グレンラガンIMAGE BOARD (ANIMESTYLE ARCHIVE)

価格: ¥2,625
カテゴリ: 大型本
ブランド: 飛鳥新社
Amazon.co.jpで確認
買って良かった! ★★★★★
大型書店で一冊丸々見れたので、全部見てから購入しました。
完成されたイラストではないので、絵を描く人は逆に勉強できると思います。
様々な構図、光の効果が見れ、とても美味しい本でした。
光がとても美しくその拘りにも驚きました。

対談を除くと95%くらい、1Pに3〜4枚のイメージがフルカラーで
載っていて、たまに簡単な解説文もつきます。
結構な量で、アニメを思い返しながら見ていたのですが
やっぱりラストは泣がこみあげてきました。

グレンラガンの世界がここまで世界観、人物描写を作ってから
制作されたことに驚き、同時にひどく納得できました。
この本から分岐して別の作品が作れそうなほどしっかり作られています。

ガンメンの絵が殆ど無く、人物と都市、世界の描写が殆どです。
ドンパチ、ロボットが出てこないだけでこれほど静かな作品になるとは(笑)

やっぱりグレンラガンは勢いとロボットだけの作品ではありません。
人物と世界のしっかりとした土台があったから、あれだけぶっ飛んだ
演出にも耐えうる、生きた人物と関係が描かれたのだと思います。
ほんと買って良かったです。
設定資料ではありません。 ★★★★☆
まず「IMAGE BOARD」とあるように設定資料ではなく、あくまで「イメージボード」です。
なのでグレラガ世界の設定のアレコレが書いてあるのかも!と思って買うとちょっと拍子抜けするかもしれません。

内容は
一部イメージボード(36ページ)
二部イメージボード(22ページ)
三部イメージボード(32ページ)
四部イメージボード(17ページ)
今石洋之・菊池大輔対談(8ページ)
初期・未使用イメージボード(8ページ)

だいたいこんな割り振りで一部・三部が多くて四部は少なめです(その理由も対談で判明)
第16話「総集片」のエンディングで使われていた絵は、ほぼ全て掲載されていると思います。
個人的には四部の3枚(P114〜116)は見ただけで思わず涙が出るぐらい切なくて、幸せになれました。

中身の感想としては「(ヴィラルが)女の子にキャーと言われるような」など
あちらこちらに書かれているメモ(?)に笑ったり、
「初めはそんな予定だったんだ!」という驚きがあったり、
初期カミナやシモンたちから、四部に至るまでの変遷が見れて楽しかったです。

★が-1で「4」の理由は、アニメーターやアニメを勉強している人(絵を描く人)には
もっと楽しいんだろうな、というひがみ(笑)と
(もちろんアニメーターや絵を描いていなくても十分見ていて楽しめます)
値段が若干高いかな、という点で引いています。

※イメージボード:製作スタッフみんなで共通するために「こんな感じでするよー」というイメージを絵に描きだしたもの(?)
ラフっぽいものが多いです。