【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:B.D.ペリー 著 M.サラヴィッツ 著 出版社名:紀伊国屋書店 発行年月:2010年02月 関連キーワード:イヌ ト シテ ソダテラレタ シヨウネン コドモ ノ ノウ ト トラウマ いぬ と して そだてられた しようねん こども の のう と とらうま、 キノクニヤ シヨテン シユツパンブ キノクニヤシヨテンシユツパンブ 1322 きのくにや しよてん しゆつぱんぶ きのくにやしよてんしゆつぱんぶ 1322、 キノクニヤ シヨテン シユツパンブ キノクニヤシヨテンシユツパンブ 1322 きのくにや しよてん しゆつぱんぶ きのくにやしよてんしゆつぱんぶ 1322 アメリカの著名な児童精神科医が、カルト教団の子どもたち、母親の殺人を目撃した少女、犬の檻で育った少年などの13の事例を通して、虐待やトラウマが子どもの発達に与える影響と回復への道筋を描く。 ティナの世界君のペースで天国への階段接触への飢え冷えきった心犬と
親、教育者、心理学者、精神科医必読
★★★★★
扇情的なタイトルと違って慎重で、有能な児童精神科医の臨床例に基づいた有益な考察とアドバイス。
社会的動物である人間の社会性に関するニューロンの構成、発達は幼児期の環境に重大な影響を受ける言う主張は実例に基づいており説得力がある。
幼児期のネグレクト、虐待が原因での社会病理的性格の形成は良く理解できるが、逆に保護過剰による問題発生もある筈で、この点については触れていない。
後者の場合は児童精神科医の臨床対象になることが稀だからか、または症状の判定が難しいからであろう。
ネグレクトと保護過剰の中間バランスが幼児教育には必要であり、今後の問題(永久?)であろう。
幼児同伴で日本に滞在していた米国の女性心理学者が「なにくれときめやかな心遣いをしている日本の母親を見ると、自分は母親失格かなと思う」と述懐していた。いっぽう日本では「米国の様に子供の独立性を尊重せよ」と言う。
本書はこの種の問題を考える上の良書である。
本書によれば、マニュアル執着のひどい精神科医や程度の悪い心理分析グループの話が数多く出てくる。
脈拍数で虐待の原因を探る話は、学校でのいじめの有無や原因解明手段としてに参考になる。
親の立場である全ての人に読んで欲しい
★★★★★
衝撃的なタイトルに興味を惹かれ購入しました。この本では、幼い時期に受けた虐待等による
トラウマで、育っていく過程に及ぼす影響を解り易く説明されています。たまたま私にも6歳に
なる一人息子がいる事もあり、自身も子供に対する愛情や育て方などを真剣に考えさせられた。
虐待がいかに子どもの脳を壊すか
★★★★★
虐待によって脳の発達が止まってしまったり、感情を理解できなくなったりするらしい。
壮絶な環境で生き抜いてきた子どもたちが、どのように立ち直り、また困難を抱え続けるか
本書はいくつかの事例を通して教えてくれる。表題の犬と一緒に、犬としてしか育てられなかった
少年の話もそうだが、明らかに虐待とわかる暴力だけでなく親との親密なふれあいなく育った
場合にも発達が阻害されて深刻な問題が起こるのだ。文章もわかりやすく一気に読んでしまった。
日本でも、家族の解体によって虐待や、そこまでいかなくとも子どもの脳の発達に
悪い影響を与えるような環境が増えてきているのではないか。本書の内容が親たちや
環境づくりをする人たちに遍く知れ渡ればいいのに、と思った。