トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記
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全国新聞初の外国人記者として東京のアンダーグランドを駆け巡った著者。サツ回り記者として例え火の中水の中、不屈の精神でアウトサイダーの立場をも逆手に取って、独自の捜査スタイルを確立していった様を描く。世間を震撼させた愛犬家連続殺人事件の真相から歓楽街に潜む人身売買の闇まで、スクープを追い続けた12年。その果てに彼が手にしたのは、千人の兵隊を持った日本最悪の暴力団組長と司法当局が絡み合った事件の秘密だった…
「記事を消すか、お前が消されるか」山口組分裂のきっかけともなった衝撃の事実を掴んだ記者は、人生最大の決断を迫られる。
日本の大手出版社が復讐を恐れ、出版を見送った禁断の暴露本が遂に日本解禁!
ジェイク・エーデルスタイン
米国ミズーリ州出身ユダヤ人、調査報道記者。1988年に19歳で来日。上智大学にて日本文学専攻。93年、外国人初の読売新聞記者となる。94年、埼玉県警暴力団対策課を記者として担当したのがきっかけで、以来日本の暴力団を20年以上にわたって取材・研究している。2006年から08年にかけて米国国務省主催による、「日本における人身売買実態調査」を担当。08年、山口組系後藤組組長、後藤忠政氏の悪事を暴露し、一時警察の保護対象となった。アメリカで発売された初の著書『Tokyo Vice(東京の闇社会・米国人記者の警察回り体験記)』はテレビ化の予定もある。現在、米国最大級のニュースサイト〈The Daily Beast〉のほか、ロサンゼルス・タイムズ〉の特派員を務め、〈ジャパンタイムズ〉〈ZAITEN(財界展望)〉等に寄稿。FBIなどで暴力団の実態について講演。しつこく大胆な性格にデカい鼻、エルフのように尖った右耳などから「天狗」というあだ名もついている。