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伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 祥伝社
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山形で頑張る人がいる ★★★★☆
カーデザイナーとして有名な奥山氏が、日本の技に着目して山形から商品を生み出した。
その奥山氏がこれからの市場で、日本が生き残るためのハウツーをまとめた。
もちろんその根拠となるべく、彼が見てきたもの、カーデザイナーとして学び取ってきたことも語っている。
アメリカやイタリアで活躍してきた奥山氏の、静かに熱く語る1冊。
前著よりも、伝えたいことが鮮明になった印象。 ★★★★★
基本的に、本書の内容は前著「フェラーリと鉄瓶」と重なる部分が多い。ほぼ繰り返しに近いともいえる。しかし、本書の方が著者の主張が全体的に体系たてられていて、一本のスジとして見え易い。
新鮮でした。 ★★★★☆
 カーデザイナーとしてNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出ていた奥山清行氏が山形にいたなんてビックリしました。タイトルが面白そうだったので、読んでみたのですが・・・あの奥山氏が・・・。
 日本人の職人技術はハイレベルなのに何故イタリアの職人のように尊敬されてないんだ!という主張には賛同できますし、もっともっと日本人が職人技を世界に見せ付ける舞台・演出が必要といってました。私もその通りだと思います。
著者自身が「黒船」 ★★★★★
「フェラーリと鉄瓶」の次に本書を読みましたが、前作が口語調で思いつくままに語るような印象だったのに比べ、本書は著者の主張の土台となる理論がより綿密に組み立てられていて、より鮮烈な内容になっています。アメリカ、ドイツ、イタリアと比較した日本人論は経験に裏打ちされた重みがあり、自分自身の少ない経験からも的を得た内容と感じました。前作で海外で働いていた時の著者自身のことを「肉食動物に囲まれた草食動物」と評していましたが、肉食動物に食われないために、自分の立ち位置や特質を冷静に考え実行できた、稀有な「草食動物」といえるでしょう。著者の示す日本の進む方向は、新規なものではなく、むしろ伝統的な日本のやり方を現代に甦らせる点で、受け入れやすくはありますが、実行するためには著者のような逆輸入の「黒船」があと数隻は必要かも。しかし、混迷する日本のこの時期に著者のような傑出した人が出てきたということは、日本が「維新前夜」にある象徴かもしれません。