子供向きですが・・・
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子供の夏休みの課題の本を探していて、偶然に出会いました。
児童書なので子供向きなのですが、大人が読んでも大変ためになる内容でした。
本を読むのが好きではない息子が、すんなり読んでしまったのは大好きな野球。
しかも大好きな阪神の選手の本だったからなのかも知れません。
感想文の宿題に困った阪神ファンのお子さんにはうってつけの一冊です!
「運」だけではない、「感謝」の心、たゆまぬ「努力」
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連続フルインニング出場世界記録ができたのは、「運」にめぐまれた部分も多い。ケガはしても大ケガをしなかったのは、幸運だったからだ。不調・スランプに陥ったら、替えられていたかもしれない。それもなくコンスタントに実績を残し続けてきた。それはチーム・監督の信頼感にもよる。首脳陣にゆるぎない絶対の信頼を得ているからだ。本人はそのことを書いてはいないが、行間に現れている。どんな時も弱音を吐かない「不屈の魂」こそ兄貴に相応しい言葉だ。しかし、こんな偉そうな言葉も本書には使われていない。
「どうせやるならちゃんとやろう」と思った野球少年時。第1志望校に入れなくても高校・大学進学。しかし、大学最終学年で日本一に貢献できた自信。広島入団・阪神移籍も望んだものではないにしても、「本物のレギュラー」になるために「自分だけは、絶対に試合に出てやろう」という負けじ魂が備わっているのである。
「心が折れても、あきらめるな!」このサブタイトルがいかにも兄貴らしい力強いことばだ。
そして、兄貴の真摯なプレーと目を細めた笑顔は「百万ドル」だと言いたい。
いつか笑える瞬間がくる!
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兄貴の本買いました!!
そして熟読しました!!
以前にも新大阪駅で兄貴の「覚悟のすすめ」を購入、熟読済みですが、今回は子供向けということで、とても解り易く、読み易いです。
今や周りから崇拝されるような存在ですが、活躍出来る様になって来たのは20代後半。いわゆる野球界では遅咲きですが、私は高校時代から注目されてそのまま順当に進んで行く選手よりも、どん底から這い上がって来た様な選手の方が好きです。
若い頃、何一つ思い通りに進まなかった兄貴、死ぬ程屈辱を味わって来たけど、野球が好きで、一度始めたことを諦めない兄貴は、自分の生き残る道を探り、それに向けて努力を怠らなかったから!!それは、世界記録を作って活躍している今でも毎日継続している。
兄貴からすべての子供達に送るメッセージで、心が折れてもいい、苦しくて泣いてもいい。投げ出してもだいじょうぶ。でも、本当に好きならばあきらめるな。
ケガをしてもデッドボールが当たっても、いつも笑顔で周りに気を配る兄貴。
ふくらはぎが変形して、朝起きてもまともに歩けないという。。
そんな体なのにも関わらず、いつも試合では全速力!!
一体どこからそんな力が湧いてくるのでしょうか。。。
本当に「努力の人」ですね!!いつも夢と希望をありがとうございます!!!