遊星ジャーナル04『大学入試共通試験の遊星』 (青聿書房)
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例によって例のごとく新たな遊星が発見された。グリーゼ832e、グリーゼはよく知られた赤色矮星だが、四番目を意味するeの遊星は未発見であり、生命が居住していると判断された。
取材に赴いた猫のチャコと女子大生のリンおよびネーレは、植民に失敗した砂漠の遊星で特異な知的特性を持つ雌鳥のような異星人、パンクテュアリアンに出会う。十分しか記憶を保てない代償として高度な推論能力を宿すに至った彼らの植民を成功させるため、ネーレは『雪の特異日』なる技術を提供するが……?
二〇世紀懐古型スラップスティックSF、そろそろ怒られそうです。