遊星ジャーナル03『ジャバウォックな遊星』 (青聿書房)
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遊星探索施設デルファイが新たな遊星を発見した。発見者の遺言は「よく分からない」だった。
取材に赴いた猫のチャコと女子大生のリンおよびネーレは、あらゆる物理諸元が常に変動し、言葉と意味までもが不確定となる、奇妙極まりない現象を体験する。さらには少なくとも友好的ではない、姿形がよく分からない化け物まで現れた。
すったもんだの末に行き着いた先で、一匹と二人は、驚くべき、あるいは呆れるべき真実を知る。
早くも映像化不可能と判明した二〇世紀懐古型スラップスティックSF、大丈夫でしょうか。