前作OPERAも最高のアルバムですが、よりポップで親しみやすくなった印象です。
メロディのネタ元もわかりやすくなっているので、洋楽の元ネタがわからない人も楽しめると思います。
わかる人はもっと楽しめる！
rollyのギタープレイもかっこいいし、ロックンロールから切ないバラードまで多様な楽曲が楽しめる、
良質のロックアルバムです。もっと評価されていいのに・・・・。

すかんち、結構聴けますね。
ロック好きの人には懐かしいフレーズなんかも出てきたりして。

あまり世間には評価されてなかったですが悪くないです。

『すかんち』を知ったのは、このアルバムからでした。

発売当初、雑誌の記事を見て買ったのですが、
期待を裏切らない内容で、今でも買って良かったと思ってます。

懐かしいフレーズや歌詞、コード進行は、すごく聴いていて心地いいですし、
意味深な？歌詞もあったりと、なかなか遊び心もあって楽しめます。

もう10年以上経ってますが、色あせる事のないアルバムだと思います。

本作はすかんちのアルバムの中でも、特によくできた作品です。グラムロックと歌謡曲の影響の下、ローリーの強力なキャラが際立ったすかんち。キワモノ的に捉えてる方が多いようですが、音楽的にはジャパニーズグラムロックの頂点にいるんじゃないですかね。
本作は洋楽テイストの濃い作品というより、「どっかできいたことのある」歌謡ロックに徹しています。
１曲目、２曲目あたりは聴いたとたんに、引用元がすぐにわかって、にやりとします。ただ本家のテイストは十分に残したまま、すかんちワールド（キッチュなPOP感、毒）を作り上げているのが、本作が名作と思う所以です。

すかんちの創り出す世界観・・・甘くて、切なくて、ちょっと毒がある。どこかで聴いたことがあるようなメロディーにのって広がります。
１stからアルバムを順に聴くと、彼らの成長振りが手に取るようにわかります。

『ＧＯＬＤ』ではメロディーはよりポップに、詩はさらに毒を纏って、すかんちワールド全快です。ヴォーカルのローリー寺西のキャラが濃過ぎて敬遠されている方、これはとても聴きやすい、入りやすい一枚だと思います。

初めてこのＣＤを聴いてから１０年経った今でも、胸がぎゅーっとなるあの感じ、あのロマンティックな世界を味わえます。もうすっかり大人になり、ロマンスから遠ざかっているあなたにもおすすめです！