人生の選択に迷うとき、参考になります!
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2009年の終わりにこの本を手にしました。今年で46歳になります。39歳の終わりごろから本格的に仕事を再開しました。個人で仕事をしているので、この不景気で仕事の数は減りましたが、やりたいことはいっぱいあるから何とか前向きに生きています。それでも、一度しかない人生でこれまでの選択がよかったのかどうか、やはり考えさせられて、落ち込むことがあります。とくに、私の仕事に理解がない主人との溝がどんどん深まっていくのが悲しくてなりません。本の中に書かれていた、相手のために離婚する、という節が心に残りました。このまま老後まで一緒に暮らすのは自分が幸せになれないだけではなく、相手も幸せになれないのだ、と気付かされました。また、著者の年齢を知り、なんと前向きに生きている女性だろう、と励まされました。大きな試練をチャンジすることで越えていく強さにはびっくりです。私も強くなりたい、そう思いました。就職難の今、20代で就職に悩む女性、30代、40代で生き方に悩む女性、50代、60代、70代で第二の人生を考える女性たちに、道しるべとなる一冊だと思います。