【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:加古里子/ぶん・え 出版社名:福音館書店 シリーズ名:かがくのとも傑作集 わくわくにんげん 発行年月:1991年 関連キーワード:アナタ ノ イエ ワタシ ノ イエ カガク ノ トモ ケツサクシユウ ワクワク ニンゲン あなた の いえ わたし の いえ かがく の とも けつさくしゆう わくわく にんげん、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン 7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん 7308、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン 7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん 7308
なつかしい一冊
★★★★★
私が子どもの頃幼稚園で何度も読んでいた本です。
アマゾンで子どもの絵本を探していたら、たまたまこの本を見つけ、なつかしくて購入してみました。
素朴な感じのほのぼのとした絵で何十年も前の作品なのに、いい物はいつまでたっても変わりませんね。
ページをめくるとともに家がどんどんよくなっていくのにワクワクしてきて、30数年ぶりに再会できてよかったなぁと思いました。
子どもにも何度も「読んで」と頼まれ、親子で一緒に楽しんでいます。
大人も子供も楽しめる
★★★★★
この本は、なぜ人が家を作ったのか、をわかりやすく絵で説明した本で、科学が根本にありますが、絵がともかく可愛らしく、疲れた大人も楽しくなります。
子供用なので、空間が多い絵と、単純な言葉遣いですが、ドールハウスの中のような、絵を見ていると、大人も気分がほぐれて来て、やさしい気持ちになります。
とても くらしよく なりました。
★★★★☆
家というもののありがたさは、家を離れるとしみじみ感じられます。
その究極がキャンプをはじめとする野外活動ですが
幼児からトイレやお風呂の無い所に連れて行くのは、よっぽどのベテランでないと無理ですね。
本書は小さい子でも、客観的に自分の住まいについて考える経験ができます。
マンガ的なキャラがかわいらしく、おままごとセットみたいなお家がまたラブリー。
今では当たり前の洋式風しつらえは、刊行当時は羨望の的だったに違いありません。
加古作品なら「どうぐ」(現・瑞雲舎刊)「だんめんず」も探してみて。
こども心をくすぐる本
★★★★★
「児童には夢を」とファンタジーや心癒される物語ばかりを推薦するなかれ。
この本は当時小学校低学年だった私と友人を読むたびに大うけさせたツワモノ絵本だった。
大家かこさとしさんは、子供自身がさぐっていって見つける過程を描くのがうまい。
主人公二人は子供と等身大。とても子供っぽい思考の持ち主ですが、
地球上で生きるには家が必要だと発見します。
「家を発見する」
これは「家」という概念がなかった原始人類の体験。
しかしこの主人公たちの世界にはすでに文明の利器あって、ビニール袋やら釣竿やら鍋やらがある。
「家」だけが意識から抜け落ちたような状況なのです。
二人は問題が起こるたびに工夫をし、家をかたち作っていきます。
展開がすごい。風が吹くから壁をつくる。
壁を作ったら出入りができない。だから穴を開ける。
案外たのしそうに外で用を足している男性陣と非常に怪訝な顔の女性。
でも庭が汚れるのはよくないからトイレを作る。
大人だか子供だか分らない二人なのですが、なんとかゼロから日本の現代家屋に
もって行きます。
絵が可愛い。いつの間にか家族が増え、友達が家に集まっているラスト。
家の断面図の楽しさ。脇役の動物たちが共に生きている様子。
家を発見できる本です。