若手のビジネスマンに欠けているのが段取りだなと思うようになったのはここ5年位か。
何も考えずに仕事を初めでミスをして落ち込んでやる気を失う、もしくはトラブル対応に追われて疲弊する。
何で段取りしてから仕事しないんだと思っていたが、やはりそれを学ぶ機会がなかったからということだ。
若手ビジネスマンは何も言わずに段取り関係の本を読んだほうが良い。
その中でも結構面白い本だと思う。
こういう本は段取りが完璧にできる人意外は全て読んでためになる。

中島氏の著書は、平易で分かりやすい表現で、かつ似たような構成にしない
ことから多数拝読し、その考えを仕事にも活用させて頂いている。

本書も例外ではなく、　
　・緩い仕事、甘い仕事、ぬるい仕事に慣れたら、ﾋﾞｼﾞﾈｽﾏﾝはとことんバカになる！
　・「いずれ」、「そのうち」という二つのセリフは、クズの決まり文句でもある！
　・クズの特徴は、「先送り」と「後回し」の二つである！
　と、このような平易な言葉で書かれている。

「段取り力」だけでなく、ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ力、ｺｰﾁﾝｸﾞ力、ｷｬﾘｱｱｯﾌﾟ力、ﾀｲﾑﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ力など、
この１冊で教えてもらえる内容になっているので、スキマ時間に繰り返し読んでいる。
『文庫本』にして正解である！

内容的にはいいことが書いてあると思います。

ただ、この本の文章そのものの段取りがいまひとつのように思います。だらだらと書かれてしまっている印象が強く、読みづらいです。自分なりに内容を整理して吸収する必要があります。

まあしかし、この値段ならいいか、という感じです。

「できる人」になるために必須な事が書かれている。ゴールを視野に入れて仕事をすることや、仕事の段取りが重要であることなどの核心を衝いている。

中島氏の本を何冊か読ませて頂いています。
中島氏は分かりやすく具体的に表現されているため、取っ付きの良い本だと思います。
今回の内容も、早く仕事をこなすスキルを、実例を元に解説されていて分かりやすい内容でした。
毎回、陳腐化しない内容で関心します。
今回も素晴らしい作品となっていますので一読の価値はあります。