Remix ではなく REMAKE
★★★★☆
近年、日本でのヴォーカルジャンルの先駆者であるゴスペラーズのCD。
とはいっても、現メンバーの最新レコーディングではなく
'94にFileRecordsより発売されたインディーズ(?)CD "Down to Street"のアレンジヴァージョン。
ゴスペラーズは、その'94 "Down to Street"発売後、メンバーチェンジを経てデビュ-シングル"Promise"発売をしています。
つまり'94 "Down to Street"では現メンバーの村上氏、黒沢氏以外のメンバーは今とは違う人なのです。
今回の"Remake"の面白い点は、音声は新録せず'94当時の音声をそのまま使っているところ。
当時の歌に、新録したギターやブラスなどの伴奏にのせることによって、”バックトラック一新”としています。
聞いたイメージは全然'94年のものとは違って楽しめます。
収録曲の中には、現在でも人気の高い"Promise"、アルバム"The Gospellers"に収録されている"Something in my soul"等。
この2曲だけ見ても、既に発売されているモノとは全くの別Ver.として楽しめます。
この"Remake"と'94"Down to Street"を聞き比べるのもまた面白いのでオススメです。
Gosファンなら聞いておきましょ。