【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:三浦由紀江/著 出版社名:ダイヤモンド社 発行年月:2009年11月 関連キーワード:イチネン デ エキベン ウリアゲ オ ゴセンマン アツプ サセタ パ-ト シユフ ガ アカス キセキ ノ サ-ビス いちねん で えきべん うりあげ お ごせんまん あつぷ させた ぱ-と しゆふ が あかす きせき の さ-びす、 ダイヤモンドシヤ ダイヤモンドシヤ 4405 だいやもんどしや だいやもんどしや 4405、 ダイヤモンドシヤ ダイヤモンドシヤ 4405 だいやもんどしや だいやもんどしや 4405 一見さんをたちまちその気にさせる「5秒接客法」。スタッフの結束力が10倍アップする奇跡のチームづくり。「専業主婦×お客様目線」=新商品開発・最強の方程式。次々テレビで紹介された「カリスマ駅弁販売員」初の本。 序章 44歳ではじめての就活!働くって楽しい第1章 ふらりと立ち寄るお客様を、たちまちその気にさせる「5秒接客法」
細君に読ませようと思います。
★★★☆☆
「お母さん、毎日ブラブラしていないで、少しは外に出て働いたら?」
娘にそう言われて、はじめて仕事に出たのは44歳のときでした。
そんな著者が現在はJR東日本グループ・NRE大宮営業所の所長さんです。
p235に
専業主婦を一生懸命やってくると、お客様目線になる
という部分があり、なるほど、と思いました。
これからパートに出る方などは必読ではないでしょうか。
著者の経歴は、大学中退となっておりますが、
p226によると、高校は青山学院の付属高校です。
著者の時代の青山学院付属の高校で、しかも女子となると、
私立だと慶応女子の次くらいに難関の高校です。
その後、青山学院大学に進み、学生結婚をされて大学中退ですから、
もともと実力は有った方ということになります。
そーいう方の潜在的な能力が顕在化したわけで、何もないところから
今日の成功があるわけではありません。
一番よろこんでいるのは、NREでしょう。
管理職・社員・アルバイトさんにお勧めできる、かなり珍しい本
★★★★★
●著者
著者は、中年のおばさんがパートで10年ほど一生懸命がんばったら、正社員管理職になり、
マスコミに取り上げられ、本まで出してしまった人です。
その処女作、出世物語自伝です。
●本の切り口
学術的なノウハウや講釈は一切出てきません。ドラッカーもコトラーも出てこない。
難しい話は全然出てこない。そこに見るのは、おそらく読者と等身大の著者の姿。
前向きで明るく仕事への努力や工夫を継続しているけなげで誠実で精力的な
現場べったりの「おばさん」の姿。
そんな著者の行動だから、読者は「そうか、こういう考え方が大事なんだ」
というヒントを自然と受けとめることができるのかもしれません。
●こんな事が学べます
使われやすい人材になるための気働きの方法、パートの使い方、仕事の質を上げるための方法や工夫、
リーダーシップの持ち方、組織を動かすに当たって気をつけるべき事、上司の部下の教育方法など。
そこにはいろいろな立場の人の、仕事の向上のヒントがちりばめられています。
前半の現状分析、仕事と評価の見える化、コミュニケーションの大切さ、
後半の商品開発における、組織を動かすに当たっての諸方面への気配りなど、なかなか興味深く読むことができました。
管理職、社員、アルバイトそれぞれの立場の人にとって、自分の仕事環境を向上させるヒントが得られるはずです。
何より、事実というのがすばらしい。事実は小説より奇なり。そういう類のおもしろさを、この本は内包しています。
●要注意点
ただし、ヒントを網羅したり提示するのがこの本の目的ではなく、体験のふりかえりという軸に沿って
エピソードが配置されていますので、ノウハウ本と言う切り口で受け止めると、少し混沌としていると
感じるかもしれません。
しかし、整理されたノウハウ本からは決して感じることのできない、現場で働く人の生の息づかいが
よくわかる本です。ありそうで、なかなかない、まれに見る貴重で有益な体験談本です。
●自分の感想
この人は、パートさんや取引先の人に対する愛情をしっかり持っていて、そのパワーが業績アップに
大きく寄与してるなあと思いました。意外なところに業績向上のヒントはあったんですね。
相手の目線で考えろ
★★★★★
一言:相手の目線で考えろ
*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■自分で自分の限界を作るな
■相手の立場で考えろ
お客様本位でものをみましょう。
社員であっても、自分と関わる人はすべてお客様です。
多少優先順位はあれど。
■接客マニュアル
1、遠くからみる
2、挨拶し、5秒声かけず観察
3、声をかけるときは、相手の気持ちに負担をかけないように
作業しながら。
4、自分の経験、体験を元に説明
5、笑顔
■状況によっては上へ直談判も必要
自分が正しいと思うことで、なかなか意見が通らない場合、
時と場合にもよりますが、直談判も有効です。、
■データだけに頼らず、現場をみて、現場を考えた行動が大事
■口にするだけでなく、提案し自分から行動せよ
口にするだけなら、相手に期待するだけで愚痴・不満になります。
問題を自分の課題として考え、自分で「どうしたらよいか(HOW)」考え、
提案し、それをもとに自分で動くことが、成功につながります。
■戦略の見える化
図式化などを行い、みんなでぱっと見で共有できると、
みんなも納得してくれ、そして協力してくれます。
これが周りを巻き込むことにもつながります。
■厳しい面が必要だが、たまには自発性を促す工夫も必要
指示をするとき、上から一方的ではなく
「私は〜できないからお願い」
とするだけでも、自発性を促せます。
また、こちらから部下の不満を聞き出せる、本音を聞き出せる環境を
つくることでお互いやりやすくなります。
「ここで聞く話は告げ口ではない。情報提供だ。
この情報で何かあった場合は、私が責任を持つ。」
と伝え、それを実行するだけで部下に気持ちが伝わりますし、
本音を聞き出せます。
もちろん部下のいいなり上司は論外です。
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昨日朝目覚めがてらこの本を手元に置きつつ、TVをみていたら
ちょうど日テレ「おもいッきりDON!」で
三浦さんのはたらきぶり、駅弁に関わった人が出演していました。
この本に出ていたあのひと、このひと、と。
十数年の下積みの経験から出てきた結果だなと、
しみじみ自分のことのようにかみしめました。