とりあえずオペラの名曲にはどんなのがあるか、
知っておくだけは知っておきたい、という人のために
おすすめです。
これはほんとに一番有名な部分を収めていて
手軽に覚えられていいです。
どれもＣＭなんかでよく聞く曲だったりして、
これって蝶々夫人だったのか〜と認識したり。

ＣＤでも「オペラ名曲集」みたいなのが売ってますが、
解説が少ないんですよね。もともと音楽ファン向けなので
曲そのものの解説ではなく、誰々のいつの舞台で云々が書いてあったり。
この本の解説は初心者向けですし丁寧です。
オペラのテーマとか、舞台の時代背景、登場人物の説明、
それに作曲家の解説もはいってます。
この値段でこれなら大満足。

本書の部分はオペラの、あらすじを説明していますが、実はオペラをよく観る人でも知らない様な伏線や劇の背景を易しく解説してあります。この部分だけでも価値があります。
CDですが、さわりとはいえ音源にはカラヤンやマリア・カラスといった何とも豪華なメンバーが・・・

結構CMや映画などに使われている曲が多いことに気がつきます。

オペラなんて敷居が高いなんて思っている人にも、気軽に手にとって読んで、聴いて欲しいBooK&CDです。

力作｡ｶﾗﾔﾝ､ｼﾉｰﾎﾟﾘ､ｼｮﾙﾃｨ､ｸｰﾍﾞﾘｯｸ等､著名指揮者の演奏(72分)。
聴きごたえ有るが､ｵﾍﾟﾗの場合､DVD向きかも｡ﾌｪｰﾄﾞｱｳﾄ無だった気がする｡

映画の挿入歌として絶妙なタイミングで流れる、完璧な選曲として響く曲が、後で調べてみるとオペラだったり。ニューヨークでみたミュージカルのオペラとしての背景を知ってみたいと思っていたり。とにかく、音楽の知識も何もないので、導入編として一般的なオペラとその解説書があったらいいのに、と思っていました。この本を見つけて、迷わず買いました。解説書を読みながら付属のCDを聴いてみて、著者が本で言っている通り、敷居が高いと思っていたオペラもすべてどこかで聴いたことがある馴染みのある曲ばかり。やはり、人々に長い間支持されているよいものは、やっぱりよいですね、という印象です。この本を手にしたお蔭で劇場に出かけて易くなりました。

どこかで聴いたことがある馴染みの曲をＣＤで聴きながら読んでいくと、この曲って、こんなオペラのこんな場面で歌われていたんだ！！
と教えてくれる、ほんとに初心者向けの本でした。
しかも、ＣＤの演奏、出演者は一流ですね、、、
ＤＶＤでオペラの舞台も見えたらなぁ～と思いましたが、、、