ゆうの読書記録
★★★☆☆
脳科学者が脳卒中になり再生までの8年間を書いた本。左脳に出血が起こり徐々に機能が失われていくにしたがって右脳が感じる幸福感、宇宙との一体感が興味深い。そのうえここまで再起し今までの経験を文章にするとは!とてつもない努力があったのだと思う。脳というのは神秘だ。
作業療法士「はんわらい」の本棚
★★★★★
統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった―。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に―。(出版社より)
作業療法士「はんわらい」の本棚
★★★★★
新刊!!!★☆★統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった―。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に―。(出版社より)
●●幸せを呼ぶ●●
★★★★★
そろっています わかりすく かんたんで続けられる 効果が期待できる
絵草紙屋
★★★★☆
統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった—。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に—。
だな通信ミステリー文庫7&Y
★★★★★
脳科学者である著者が、脳卒中により左脳の一部機能を麻痺させながら、8年の歳月をかけて回復。その闘病を通して、脳の不思議さと精神作用を綴ったノンフィクション。
先日NHKの衛星放送で、著者のインタビュー番組が放映され、いたく興味をそそられる。
著者は左脳に脳卒中をおこし、感覚や運動機能がジワジワと蝕まれる中、とても幸せで宇宙の中に溶け込んでいる感覚、涅槃の境地にいるようだったと話しているのだ。
本書を読むとそのあたりの経緯や認知が、脳科学的に、また右脳的に説明されている。
著者は脳内出血により、左脳の言語中枢や方向定位連合野などに損傷を受ける。
言葉や文字が認識できなくなり、自分の身体と外界との境界がなくなり、過去の記憶や時間感覚までもが把握できなくなる。
そして健全な右脳だけで世界を認識するようになると、心地よい安らぎの世界が現れてくるという。
これは興味深い。
続きはHPで!
街コンのビジネス家
★★★★★
脳科学者自身が経験した脳出血…どのように脳の機能が失われどのように回復したかが克明に描かれます。「色」という概念が脳から失われたときに実際の視覚からも色が消える。その概念を思い出したとき、一瞬にして目の前の景色に色がついた…というくだりにはぞくぞくしました。