会長も全貌を把握していない（笑）山中でのバトルロイヤル完結です。
はやてと綾那のやり取りは、いつも通りのバカを含みつつもグッときます。
林家先生は百合系作家という事で、そちらの期待をされている方には
最近の少年漫画的な路線、一般誌でも受けやすい路線が残念、という方もいらっしゃるみたいですが、
私は百合とは無関係にキャラのバカっぷりに笑い、時々ホロリという、作品にずっと貫かれている
和み系の雰囲気が大好きなのでＯＫです。
この巻のレビューにならないんですが、私はＵＪ移籍をきっかけに知ってハマッてしまい、
新装版を大人買いしてしまいました。
キャラのかわいさに隠れがちですが、実はバトル漫画でさえ間違いがちな剣の握り方や
格闘の体の使い方がかっちり描かれてるんですよね。
武道経験者から見ると、剣を両手をくっつけて握ってたり、右利きなのに左構えになったり…といった
間違いってがっかりしますから。林家先生の絵は、握りも蹴りの腰の入れ方もしっかりしています。
先生ご自身が武道や殺陣の経験者なのでは？
話が逸れましたが、見所満載の作品です。
嫌いなキャラは一人もいません。全キャラかわいくて大好きです。もう最高です。
沢山の方にお勧めしたい！気に入った方は、是非１巻からガーッと！

初期の頃は百合期待度が高い作品でしたが
段々と剣物の熱い系になってきた

露骨に百合しなくてもいいけれど、もうちょいお楽しみが欲しい

乱奪り、はやて綾那の問題も片付いてひと段落ついた感じでした。
黒騎士が最高でしたｗ
四ヶ月後に、１３巻ドラマＣＤ付き特装版が出る予定で、
更にキャラ別ドラマＣＤが３タイトルリリース予定との事！！
アニメ番組が交代する時期でもあるので何かある事を期待したいです！
　

　見せ場しかないぞぉぉぉ！！！

　読んでいてテンション上がりまくり、どのキャラもかっこいいことおびただしく、その各々のセリフに立ち振る舞いに"やられて"しまうことマシンガンに撃ち抜かれるが如く−−12巻は全編そんな内容でした。林家先生、"分かってる"わーホントに。私達読者が求めるものを、こうして欲しいというそういうものを。
　はやてと綾那との立ち合いが、やはり今巻の最大の見せ場。バカ達は普段真顔では到底言えないその本音を相手にと照れずに発するには、相応の追い詰められての舞台と、斬撃、血、身の危険、何より真剣とがどうしても必要だったようです。「約束」を主題としてのここの2人の遣り取り、とても良かったです！"それ"が終わった後のナギもまた、実にいいキャラしてました！他にも白服組も会長も、当事者たる柳生真もみんなして魅せてくれて、もう感無量というか……。
　誰も彼もがお祭り騒ぎではしゃぎ、時にグダグダとなった卒業イベントの「乱奪り」もひとまず終了。しかし巻末の次回予告を見るに休む間もなく、次のイベントは既に用意されている模様。これは楽しみにせざるをえない、ということで首をながーくして次巻を心待ちにしたいと思います！