本書で説明されている内容は、『生活リハビリ』という介護術です。
『生活リハビリ』とは、日常生活全てがリハビリであるという考え方です。

ですので、巷にある『○○介護術』とか、介護者も要介護者も楽な介護術とは違います。
楽な介護術を行っていたら、あなたは技術が向上し、介護が楽になるかも分かりません。
しかし、あなたの大切なおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、利用者さんはいつまで経っても良くなりません。

真の『生活リハビリ』を行う事で、あなたの大切なおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、利用者さんが“みるみる良くなっていきます”。
つまり、良くなる事で、介護がどんどん楽になっていくのです。
どうやって良くするのかというと、その人の持っている残存能力（残されている力）をどんどん引き出してあげるのです。
それには、正しい方法と、２つの魔法の言葉があります。

第一章では、私の伯母の人生を変えたストーリーをお話しします。
第二章では、『生活リハビリ』とは何なのか？を説明しています。
第三章では、『生活リハビリ』をどのように行っていけば良いのか？その具体的な方法を文章だけでなく写真や動画で詳しく解説しています。

私の大切な伯母の人生をガラリと変えた『生活リハビリ』を行う事で、あなたの大切な人が良くなり、介護が楽になり、笑顔が少しでも増えるお手伝いが出来れば幸いです。