タンゴアンスカイが弾きたくて、これまでネット上で手に入れたオリジナルの楽譜で挑戦していたけれど、手に負えなくてあきらめかけていた。今回購入したこの楽譜にはタブ譜がついているので、思った以上に早く覚えることができた。手にすること三日目でなんとか曲に聞こえる程度に弾けるようになったのには我ながら驚いた。いざ弾けるようになってみると、以外にシンプルで弾きやすい部類に入る曲だったんだということも分かった。この曲のためだけに教室へ行こうかとも考えていたので、もうかった！

選曲はまずまずなのですが、付属のCD、あまりにもリバーブ（エコーみたいなもんです）が強くかかりすぎていて、何をひいているのかわからないです。少なくとも譜面は追えません。自分でひくために聞くCDですから、きれいに聞かせる録音ではなく、細かいところがわかるような録音にしてほしいものです。
RITTORさんのこのシリーズ、全体にリバーブが強すぎます。

たかが教本の付属CDと侮るなかれ、プログレや現代音楽へと、大胆かつさりげなくアプローチしているのだ。
ギターソロからせわしなくブレスの音が聞こえてくるとは、いやはや、「これは音ではない。言葉なのだ」という主張に他ならぬはずであろう。感服いたした。

この付属CDは、立派な一作品である。
間違っても「これを参考にして練習しよう」などという愚かな考えは持たぬことだ。
奏者はもはや凡人にはたどり着けぬほどの、それほどの高みにいるのだから。

あ、収録曲目はまさに「不朽のスタンダード」の名にふさわしいものばかりです。
「アルハンブラ宮殿」など、しっかり覚えておきたいところですね。

同じシリーズの｢情熱のスタンダード編｣と合わせて購入したのだが、全体を通して演奏者の技術が未熟で、音の表情に非常に乏しいという感じを受けた。なかにはチューニングすら合ってない曲もあり失笑させられたのだが、特に本編収録の｢ブエノスアイレスの春」は衝撃的にひどい演奏。素人でも人前で弾くのは憚られるような、練習初めの段階の演奏。値段がついている出版物にはあるまじき一品、別の意味で貴重です。

模範演奏のCDがおもしろすぎました。こんな演奏はなかなか聞けません。
彼のフレットノイズ奏法はほかの人では真似できないでしょう。
スラーが得意のようで、早いパッセージはスラーを多用してます。
タンゴアンスカイの3連譜のリズムも面白いです。
そしてタンゴアンスカイの楽譜の間違え方も天才的です。

みんな是非この本を買って、クラシックギター鑑賞の新しい楽しみ方を味わってください♪