このアルバムきってのオススメは、アルバムタイトルにもなっている「イデアの街」。この曲では、なんとも不可思議で幻惑的な東洋と西洋の入り交じった神秘を感じるはずだ。この曲には、わずかな歌が入っているが、さながら流離いのジプシーを思わせる歌詞と歌声が、聴き手をさらなる幻想の世界へと導く。
フラメンコを知っている人も、またはじめて聴く人も、このアルバムは、ぜひ、手にとって欲しい。