フラメンコ系の銘盤は、演奏は凄いけど音（録音）がイマイチ、みたいなものが多い様にに思うのですが、このアルバムは演奏も録音も素晴しいです。ベスト盤なのでオリジナルアルバムの録音コンディションは一様とは言い難いはずですが、音、全て良いですよ。
音楽的にも（土着的過ぎることなく）コンテンポラリーな水準にあると思います。例えばＭ１、スパークするパーカッションと馬鹿テク級フレットレスベースとのスピード感あるチェイスなど、ディメオラやパコデルシアのスーパーギタートリオにも劣らない出来です。充分に星３つ、お薦めです。