CDシリーズは安心して聴けます。
★★★★☆
稲川淳二のCDシリーズは結構昔から聴いております。
個人的には「こわい話」や「ミステリーナイトツアー」シリーズなどのDVDは、氏の顔や身振り手振りに気が行ったりしてイマイチ話に集中できないので、「恐怖の現場」シリーズ以外のDVDはほとんど持たず、CDをメインに聴いております。音声だけだと、あの稲川氏の独特な語り口調も十分に堪能できます。氏の「話」が本当に好きなら画など要らない気もします。
「鬼怒川に架かる橋」は、稲川氏がロケを終えて帰る時に、女の霊を一緒に自宅まで連れてきてしまったという例の話です。最近の話が多い中で、こういったちょっと古い話が収録されているのも嬉しいです。
「木枯らし吹く夜のこわ〜いお話」あたりに収録されている「山中湖」などの古い話が大好きです。新録バージョンが聴いてみたいですね。機会あったら発売してほしいです。
満足です。
★★★★★
初めて聞いた「雪国の中古車」がお気に入りです(友達の知人から安くラリー車を購入したのだが…)
タイトルは違いますが名作「幽霊がついて来た」が収録されてます。
聞いた事の無い話が多かったので満足です。
期待を裏切らないニュー・ベストセレクション盤
★★★★★
<収録内容>※カッコ内は発表年
1.古い指輪(2005冬)
2.鬼怒川に架かる橋(1995)
3.雪国の中古車(2007)
4.林間学校(2004)
5.何人いる...?(2007冬)
6.真下の住人(2007冬)
ミステリーナイトツアーを振り返る事ができるセレクション盤の第8作目。
全6話、1時間余りに渡り、じっくり「稲川節」を堪能できる。
「怪談還暦」を迎え、語り部としての円熟味、貫録を身につけた氏の話術は改めて納得。
情景をここまでリアルに言葉だけで表現できるストーリーテラーはそうそういないのでは?
夏が近づくと心霊モノ、ホラーモノの商品が市場に登場するが、
どうせ聴くなら、長年培われてきた「本物」に触れよう。
今回は、冬ライブで発表された作品、近年の作品群でまとめられている。
当然ながら、セレクション盤であるため、過去の作品の収録であるものの、
ライブ音源での収録ではないため、余計なノイズも無い。
今年のツアーに先駆けて、気分を盛り上げくれるアイテムだ。