7つのお金で一生困らない!
★★★★★
読みやすかったです。辛口なコメントをTVではしていますが、個人的にこの著者が大好きです。
この本は慎重にしっかり貯めるための知恵やアドバイスが書かれています。私にはへぇ〜、そうだったのか、、など結構知らない部分もあり助かった一冊となりました。特に生命保険のことや、賢い住宅ローンの借り方のところが役立ちました。
これで一生困らない? 本当ですか?
★☆☆☆☆
この本を読んだ後、これで一生困らない生活ができそうだという気がしませんでした。「一生困らない」というからには数十年にわたる老後の生活、あるいはそれに至るまでの何十年という期間があるわけです。その間景気変動しないという仮定で話をしているような気がしました。いわば戦略が無いのです。著者はオイルショックを経験しているはずですが、ここに書かれている内容で乗り越えられますか?「あとがきにかえて」では、この本がファイナンシャル・プランナーに手伝ってもらって執筆されたと紹介されています。ファイナンシャル・プランナーに手伝ってもらって、シミュレーションぐらいやってもらったらどうでしょうか?それもないなら、どうしてこの本に書かれていることで「一生困らない」と主張できるのか不思議です。
著者は投資に関しても言及していますが、よく目にする説とは異なる説を唱えています。積み立て式投資に対して、ドルコスト平均法ではなく、まとまったお金を用意し、銘柄やタイミングを選んで単位株を購入することを検討することを勧めています(83ページ)。さらに133ページでは、60歳の時点でインフレなら、ためたお金の一部を株などの有価証券に換えるのもいいでしょうと、提案しています。このようなことができる人を対象に書かれた本なのですか?この本のほかの部分を読む限り、かなりお金に関して「しろうと」な人を対象にしているように感じましたが、なぜか株式などの投資に対しては説明があっさりとしていて違和感が残りました。少しやってみてダメだったらお止めなさいと言っているだけですよね。ギャンブルを勧めているようにも思えてしまいます。
書かれている内容はまあまあまとものように見えますが、お金を借りる時や生命保険に入る時などにどうすればよいのかを指南する、いわば戦術の紹介です。
あと、この本のタイトルである「7つ」のお金とは何なのでしょうか?内容を考えると、お金に関する7つの場面(借りる時、貯める時など)での節約方法を教えてくれているように思えました。もっと良いタイトルを付けてほしいものです。タイトルが内容を反映していないように感じます。
本自体は素晴らしいが
★★★★☆
本の内容はすばらしい。しかし、年金や保険、ライフプランの立て方や株などまったくしらない人が読むには厳しいところもある。そのために、本自体に工夫をして読みやすくしてあれば★5だった。
たとえば、文字を題名だけでなく、重要語句は太くしたり、色をつけたり。
重要なところも聞きなれない難しい理解や理屈がしにくい部分がある株や債券知識、保険商品の選び方など言葉は理解しやすかったが、視覚的にもうちょっとだった。
けど、かいている内容自体は★5分。
ただ、本当にまるっきり本が苦手な人または保険など知らない人は読んでて憂鬱になることは確実かもしれない。そのために本に工夫が欲しかった。
医療費はどんなに高くても8万円ちょっと
★★★★★
がんで100万円の費用がかかっても
健康保険に加入していて
高額療養費制度を使えば8万ちょっとで済む。
こういった知識がなくて
この制度を使い切れていない人がかなりいるらしい。
こういった必要知識がさらっと読めます。
かなり役に立ちました。
かわいいマネー本
★★★★★
マネーに関する事柄は守備範囲が広く、深みにはまると難解である。
本書はマネーの初心者でもわかるように、非常に丁寧にやさしく書いてくれている。
これは著者の読者に対する愛である。
保険・年金・株式投資信託・税金等について、あくまで保守的で無難な方法を示してくれていると思う。わけのわからない投資は、決してすすめていない。
マネーのことはちょっと苦手だなという読者は、本書を読んで勉強していただきたい。
きっと、わかりやすいと思う。