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家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 (学研のヒューマンケアブックス)

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 学習研究社
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ABAの家庭療育のハウツーが分かる本 ★★★★★
自閉症をはじめとする発達障害は、直らないから、子供の生活しやすい環境を整えてあげて、親は障害を受容すればいいというような見方が、日本ではまだまだ一般的ではないでしょうか。

しかし、どの親でも、受容するだけでは納得できず、子供の可能性を100%、いや、それいじょう引き上げていきたいと考えているのではないかと思います。

ABAという行動療法は、そのための最善の解決方法の一つです。相当広範囲のお子さん(←健常発達の子供の子育てにも実は有効で、発達障害の子供に限りません。)の発達を著しく改善することができると思います。私の子供も、ABAの療育を2〜3歳児ぐらいの時に集中的に与えた結果、劇的に改善しました。「マジック」ということは、言い過ぎだと思いますが、「教え方」の違いが、子供の成長に大きな影響を与えら得られることは間違いないと思います。

日本では、残念ながら、ABAという行動療法の専門家(特に、実務をする人)の層が薄く、公的な理解や支援もほとんど進んでおらず、不勉強な関係者の無知からの誤解も多いのが実態です。執筆者の藤坂さんが代表を務められるつみきの会や都市圏のABAエージェントや個人で活動する僅かな数のセラピストが、行動療法を活かしたセラピーの普及やサービスの提供を行っているわけですが、その具体的なノウハウがまとまった形で、日本語で出版されることは、これが初めてだと思います。この意味でも、画期的な本です。

理想的には、相当膨大な時間を個別セラピーに費やす必要があるので、続かないからやめた方がいいという批判も結構あるようですが、できる範囲で続けていくことで、改善が見られているという報告はかなりあります。最初から検討もしないでやめるよりは、この本を見てから決めてもいいのではないかとも思います。療育に良い時期は、直ぐに終わってしまうので、子供には時間がありません。長期的な対応が必要とは言え、タイミングも重要です。

この本や、平岩医師の「あきらめないで!自閉症」、えっくんと自閉症などのABA関連の本が、最近、少しづつ出版されるようになり、ABAの有効性や認知度が高まり、多くの子供の発達が改善され、できれば、政府の側でも動いてくれる機運が高まってくれると本当良いなと思っています。

強くお勧めいたします。
ABA、続けます。 ★★★★★
 我が子は3歳まで歩く事ができなかった(麻痺はありません)最重度の知的障害児です。でも、2歳の頃つみきの会と出会い、必死で療育してきました。当時の療育センターの先生からは、『歩けないのは身体のせいではなくて頭のせい。』と言われ、涙したのを覚えています。
で・・今でも重度の知的障害があります。でも、単語で自分の要求をいい、絵カードで三語文を組み立て、スケジュールを理解し(あくまでも彼用の簡易なもの)、交渉ができるのは、ABAがあったからのように思います。もし、知らなかったら私は超知的障害・自閉症のある我が子を育てる術も無かったでしょう。(現在9歳)
頑張っても、頑張ってもまだまだ難しさはあります。でも、こうして学ばせていただいたおかげで、前向きに育てていきたいって思えます。有難うございました。